前回
さて今回は
ちょっとだけ読者が増える小説の書き方とポイントを解説するのだ
ちょっとだけ効果が見込めるポイントは何個かある
ただし劇的な効果は期待しないで欲しい
うーむ、今回もそんなものは無いと言うと思ったのだが
実際にあるのか?
ただ、今回の解説は書き方の説明というより
演出の方法や、読者がどこを重視するかの問題、書く方は好きにすれば良い
ちょっとでも効果があるなら、飛びついて来る作者さんはいると思うのだ
で、どういう所がポイントなのだ?
いくつかあるけど
一番、ミスってる作家が多いポイントから解説させて貰う
小説タグ
小説タグ?
そう、全然気にしてない作家が多いから
これを一番最初に解説しておきたい、ジャンル次第だけどPVが増加する可能性が高いのはこれ
…普通に自身の作品ジャンルの単語とか、コンペに大会中でいいのでは?
他に付けたりした方が良いってことか?
ヒットしていない作者の人達はタイトルとかあらすじを気にする人は多い
けど、読者が最初に検索するのは小説のジャンルであり、タグ検索
そこでどんな作品か判断する
んー…?
普通に異世界転生物なら、異世界転生だけで良いのでは無いか?
異世界転生ってどんな異世界転生の事?
異世界転生は、異世界に転生するジャンルでは無いのか?
それだけだと足りない、どんな異世界の内容かまったく想像できない
ゲーム世界に転生?異世界に転生?過去に転生?未来に転生?
召喚世界に転生?魔法世界に転生?剣世界に転生?
主人公はどういう世界に転生にしたの?
そういうことか
転生先の世界によって読者層が全然違うのか
そう、読者はそれぞれ好きなジャンルがある
ランキング上位しか見ない人もいるけど、自分の好きなジャンルを読み漁る人も多い、けど全部見ようとしたら見れないからタグで絞る
ちなみに私は戦うことがメインの異世界が好きなのだ
死神を食べた少女みたいな作品とかが大好物なのだ
ここで2つ目のポイント
どういう内容が好き?ちなみに死神を食べた少女のタグは
『残酷な描写あり ファンタジー 異世界 女主人公 劣勢 食欲 本編完結 戦記』
勿論ファンタジー戦記ジャンルなのだ
あー…言われてる見ると「ファンタジー、戦記」で調べて
後ろのタグの劣勢とか食欲に惹かれて見に行ったような気がするのだ
そう、作品で最初に見られるのは検索単語であるメインタグ、次にどういう内容かのサブタグ
なにしろ、作品数はどんなジャンルでも滅茶苦茶多い、そんな読者が最初に検索するのはタイトルやあらすじでは無くタグ
よし、じゃあタグをいっぱい入れたら読者が来るのだ!
ここで3つ目
そのタグで検索してきた人を裏切ると読者は離れる
裏切る?
解りやすいジャンルだとガールズラブ
ガールズラブで検索している読者はガールズラブを期待する
なのに主人公が、男と恋愛し始めたりしたら作品ジャンルの裏切りになる
んーなんとなくわかったような、わからないような…
内政物と書いてるのに内政しない
剣と魔法と書いてるのに、主人公の戦い方がモンスター使い
ダークファンタジーとか書いてるのにギャグまみれ
うむ、なんとなくわかってきたぞ
読者の期待を裏切ってはいけないということだな
そう書いたタグは裏切ってはいけないし、違うならつけないほうが良い
確かに作品そのものを気に入ってくれる可能性はあるけど、ジャンル違いは読者が離れる要因の一つ
試しにちょっとカクヨムの1位のタグを調べてみるのだ
残酷描写有り暴力描写有り
例えばこの作品だと
ゲーム世界や異世界転生が見たい人が検索して、他のタグで自分が見たい作品かどうかを判断してクリックする、そこからあらすじでどういう作品かを見て読むか決める
これが学園のタグしか無かったら
学園物探してるのに、ゲーム世界の異世界転生物とかで全然望んでいる作品ではないのだ
で、怒られるかも知れないけど
更科悠乃先生の快傑令嬢を例に使わせて貰う
残酷描写有り暴力描写有り
…あーそうか
更科先生の作品、読者が探すタグ検索で物凄くヒットしにくいのだ…
そもそも快傑令嬢物ってどう検索するべきなのかがさっぱりなのだ…
変身ヒロインが好きな読者はいる、けど検索している人は現代物を探してる
百合で探してる人はガールズラブが無いから見ない、ことごとく裏目ってる
あきなら、どんなタグをつける?
悪役令嬢タグは絶対入れる
具体的に言うと「悪役令嬢、婚約破棄、ざまぁ」あたり、嘘はついていない
そのタグで検索する人は多いからそっち方面の検索流入を狙える
読んでくれさえすれば面白いから伸びると判断する
なあ、あき、もしかしてこの解説って
長文タイトルははっきり言ってすきじゃないんだけど、読まれないことにはなぁと煩悶する日々。コアタイトル+説明的なサブタイトルにするべきなのかなぁ
— 更科悠乃@「快傑令嬢」連載中! (@yuno_sarashina) February 7, 2022
更科先生が悩んでたから書いた
とりあえず投げつけてくる、怒られても私は知らない、任せた
えっ私が持っていくのか?
続きは怒られなかったら書く
ちなみにこの概念はSEO対策というブログの概念もどき、作家の概念では無い
ただ『検索されやすい主力タグ+ジャンル説明のサブタグ』の概念は覚えておいてほしい、検索流入でPVが上昇する可能性がある
なんでもっと使わないんですか全部の記事に僕の作品使ってくれないと許しませんよ
— 更科悠乃@「快傑令嬢」連載中! (@yuno_sarashina) February 8, 2022
おこられなかったのだ
なので、次のポイントを紹介させてもらう
どういう小説タグつけたら良いかがわからない
カフェバー「ムーンサイド」の作家さんがどういうタグ付けたら良いか、迷走して、滅茶苦茶悩んでいたと言っていたのだ
タグつけで悩み作家、適当につける作家のために一応解説しておく
流行りの検索タグをつければ良い
いや、でも流行りのタグなんてどうやって判断するのだ?
そんなの発表されていたか?
簡単な方法だと、そのサイトのランキング上位の作品タグを見れば良い
多くヒットするタグが流行りの検索キーワード、そのタグを自分の作品につけて、細かいジャンルはこれですよというサブタグを付ければ良い
それでpvが改善するのか?
少なくとも、読者が検索する時にひっかかりやすくなるという効果はある
だからちょっとだけ読者が増える方法、劇的な改善効果があるかと言われたらわからない
よし、じゃあ流行りタグ五個、サブタグ五個ぐらいにしてみるのだ
ただ、あまりに路線が違うタグをつけるのだけは気をつけて欲しい
来てもすぐ逃げられる
できるだけ自分と同じ雰囲気の作品とタグを似せるぐらいが良い
その2
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