【小説感想サービス】『秀吉豊臣のすべらない話』すべると打ち首獄門やて。

あき
あき

TwitterのTLを見てたら、小説感想サービスという物を知った

なので試してみたいと思う

こはく
こはく

良いのか?

作家からお金なんて取ったりしてアドバイスなんて作家の世界観が崩れるとか

読者様になるから嫌とか、面倒くさい事言ってた気がするのだ

あき
あき

独自の世界観持ってる作家なら、人のアドバイス聞かないし、そもそもこういうサービスなんて頼らないから良いと思う

こはく
こはく

そういうものなのか…?

あき
あき

自分をごまかしてるだけ、あーあー聞こえない

とりあえず試してみて実現可能かやってみたいの

こはく
こはく

まあ、それで納得できるなら良いと思うのだ

とりあえず試してみてから考える方が良いのだ

あき
あき

ただ読書感想サービスってどうやるの?

正直、やり方がさっぱりわからない

こはく
こはく

…テレビで見る批評家とかはとりあえず作品貶してる気がするのだ

そしてお金貰った作品は褒めてる気がするのだ

あき
あき

それは多分、違う

…うん、とりあえず読みながら感想を出していってみよう

練習となってくれるのはかなたろー先生

タイトルとタグとあらすじについての感想

こはく
こはく

タイトルは良い感じなのだ

前半と後半でギャップを付けて、印象付けていると思うのだ

あき
あき

うーん…タイトルとタグとあらすじ見る感じ読者層が被って無い気がする

歴史好きは内政とか、戦いとか、政治物が見たい

アイドル好きはラブコメとか恋愛物とかが見たい

そしてタイトルからは人志松本が想像される、読者層が全部違う

こはく
こはく

でも、歴史物のタイムスリップコメディ物は映画でよく見ると思うのだ

…と思ったけどヒットした作品が記憶に無いのだ、戦国自衛隊と戦国大合戦ぐらいなのだ

あき
あき

主テーマは2つまでの方が良いと思う

3つ以上になってしまうと『これどういう作品?』と内容が想像できなくて手が伸びにくい

1話~36話

こはく
こはく

タイトルとあらすじとタグ通り、確かにその通りなのだが…

あき
あき

文章に問題は無い、会話にも問題は無い

ただ、「秀吉豊臣のすべらない話!」から始まって、それ見てニコニコしてるアイドルのシーンから始まっても、どういうことなのかって困惑のほうが来る

こはく
こはく

ギャグ漫画ではよく見る光景なきがするのだ

でも漫画の読者と小説の読者は違うのだ

あき
あき

アイドルの性格と、お笑いの場面とかのシーン見てて、こういう雰囲気の物語かと思い始めたら、戦国時代にタイムスリップしてしまって軽い雰囲気は同じだけど、戦国時代だから単語が難しくなってしまう、戦国物好きなら慣れているだろうがアイドル物見たい人が見たい人は慣れてない、あと…

05.策伝さんスゴイ。あと、話長い。
「さっき、ソロリちゃんが言うてはった、2018年11月2日・・・あれは、南蛮なんばんごよみですわ。干支かんし七度廻ななどめぐった、戊戌ぼじゅつ年、壬戌じんじゅつ月、戊戌ぼじゅつの日の宵五よいいつつつ・・・つまりは『いぬの刻』ってことですわ。どえらい未来ですわ。」
こはく
こはく

そういえば前のレビューした作品も

かなたろー先生占いかじってるからこんな感じのおめめがぐるぐるしてくる会話してたのだ…

あき
あき

世の中の読者で四柱推命かじってる人なんてほとんどいないから

『つまりどういうこと?』になってしまう、まあこれはまだ短い台詞だから良いけど…

こはく
こはく

ところで策伝って誰なのだ?

妙にテンションの高い人だけど聴いたことが無いのだ

あき
あき

あらすじの登場人物に書いてるけど落語の祖と呼ばれてる人

ただ、普通の歴史小説だとまず出てこないかな…

こはく
こはく

てっきりオリキャラだと思ったのだ

他のメンバーの小早川隆景、石田三成、山名豊国はわかるのだ

あき
あき

けど、歴史詳しく無い人からしたら全員オリキャラに見えると思う

策伝をオリキャラと思うように他の人物もオリキャラと思われて、タグの歴史要素が死んでると思う、後半に出てくるのかも知れないけど

こはく
こはく

唐突なYouTubeとか、wikiのアドレスはちょっと笑ってしまったのだ

あき
あき

策伝のエピソードは知らないからなんとも言えないんだけど

せっかく石田三成、山名豊国という有名エピソード持ちを選んだのだから小早川隆景のように史実エピソードネタを使って良かったと思う

こはく
こはく

うむー、やはり時代物は史実エピソードを良い感じに使うのが醍醐味なのだ

あき
あき

あと、皆のキャラ付けや村上水軍のキャラ付けとか面白いし、話もわかりやすいんだけど…どういうも語尾に「しん」つけるとクロちゃんがでてくる

方言なのは知ってるんだけど…

こはく
こはく

よし、何文字かは図ってないけど68話のうち36話よんだら多分5万文字は言ってるのだ

良かった所、悪かった所

あき
あき

アイドルのキャラ付けはよかった

どういうキャラかすっと頭に入ってきた

こはく
こはく

物語の雰囲気とかすべらない話も勢いがあって面白いのだ

ここからどういうストーリーになるか読めないから最後まで見たくなる
ただ、史実エピソードを入れない歴史人物はただのオリキャラに見えるのだ

あき
あき

歴史系の人物達が全員ハイテンションなボケキャラみたいな感じだから

小説のキャラというより、漫画のキャラになってるし、似たりよったりなキャラ付けになってる、地の文が無いと誰が誰かわかんないと思うし、もうちょっと尖らせて良いと思う、理想は地の文無しで見分けが付く状況

こはく
こはく

村上水軍の二人も説明書いててくれてたけど

どっちがどっちで、どっちが蹴落としたほうだっけ?って感じになるのだ

あき
あき

正直、出来は良いけど伸びなかった理由はジャンルと読者層が合ってなかったせいだと思う、けど一部の読者に刺さりそうな作品なのよね、有名所に紹介されたり何かあったら勢いで伸びてた気がする

こはく
こはく

うむ、これは楽しめたのだ!

個人的なアドバイス

あき
あき

四柱推命の概念を物語に入れてくるの止めたほうが良いと思う

この作品はあまり無かったけど、全然ピンと来ない

こはく
こはく

流行りのジャンルを変な混ぜ方せず、難しい四柱推命要素を入れてこなければどっかで一気に伸びる気がするのだ

あき
あき

あとは、同じ場所に人数が多すぎるとどうしても区別が難しい

人数を絞ってキャラ尖らせたら、わかりやすくてストーリー的にも良いと思う

こはく
こはく

感想サービスというものはこんなかんじで良いのだろうか…?

あき
あき

わかんない

他にこういう所言って欲しいみたいなことは直接作家に聞くしか無い

こはく
こはく

というわけで、感想を渡してくるのだ

あき
あき

5万文字だと起承転結の起承ぐらいまでしか読めないわね…

追記、気になったから全部読んだ感想

あき
あき

朝方五時ぐらいに書き終えて寝たのだけど…

普通に続きが気になった、どうまとめるのかが気になって結局起きてから全部

読み終えた

こはく
こはく

で、全部読んだ感想はネタばれになるから詳細は省くが

面白かったけど、読者ターゲットが狭すぎるし、前提知識が多すぎるのだ

あき
あき

読みやすいようにするため、歴史人物紹介が皆無だから、元々知ってないとどういう立場の人間かが今ひとつわからない、幕間も同じ

こはく
こはく

アイドル視点だから、その辺りの説明がほとんど無いのだ

でも内容も人物も「ああ、あの辺りの年代でそういう設定か」と歴史知識が必要で、すっごく不親切なのだ

あき
あき

歴史知識皆無の人に読んでもらったら、どういう評価になるかがわからない

僕は策伝以外はわかって読んだけど、歴史知識量によって感想が変わると思う

こはく
こはく

ずっと、タイトルとタグ通りで起承転結しっかりしてて話も面白いけど

最後も良い感じだったのだ

あき
あき

普通に、伸びてもおかしくなかったと思う面白さだけど

やっぱりターゲットが不明瞭すぎたのかしら…?

こはく
こはく

そういうコンサルティングはよく知らないのだ

これはあくまで感想なのだ

あき
あき

それでいいのかしら…

というか、出す賞やらタイミングやらジャンルやら完全に間違えた作品だと思うし埋もれさすには惜しい

小説感想

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