世の中、作家人気はあるけど、読者人気が全然無い作品がある
それはスペースオペラ物、近年でヒット作なんて皆無なのに次々出てくる
私はナデシコとかロスユニとか好きなのだ
スペースロマン物とスペースオペラ物はちがう
解釈がとか言い出すとめんどくさいからこの際置いておくし、僕の解釈も調べたら何か違う気もしたし、そもそも正解が無さそう
でも、世界観の壮大さで面白いと思うのに、何で人気が無いのだ?
世界観とファンがめんどくさい
スケールでかすぎてよくわかんない、ファンも死ぬほどめんどくさい
解釈ですぐ揉める、あととにかく色々とめんどくさい
とにかくめんどくさいって事がわかったのだ
というわけで今日は
銀河戦國史シリーズというスペースオペラシリーズ
総感想5 12エピソード
地球人類に壊滅をもたらした全面核戦争を契機に、数百万の人々が地球をあきらめて数万隻の宇宙船に乗り込み、銀河へと拡散した。そしてその中の2%程が、銀河放浪の中で命脈を保ち、銀河のどこかに生息場所を見出した。
一方壊滅した地球人類も、3割弱にまで減った人口を数百年かけて回復し、やがて宇宙に乗り出すだけの力を有するに至る。
壊滅を機に宇宙に拡散した者達の末裔が「宇宙系人類」と、地球に残った者達の末裔が「地球系人類」と呼ばれるようになるが、それぞれが銀河において生息域や活動範囲を広げて行くに連れ、人類は次々に再会を果たして行く事になる。
しかし、壊滅をもたらした全面核戦争によって、「地球系人類」のもとには宇宙に逃亡して行った者達の記録は残っておらず、数百年の時を経る中で記憶も失われている。「宇宙系人類」の方でも、長年にわたる銀河放浪の中で、「地球系人類」の事も他の「宇宙系人類」の事も、記録も記憶も保持できなかったケースがほとんどだった。
だから、人類の「再会」が進んで行く時、彼らはお互いに「異星人」同然というほど未知の存在だったので、「再会」は、友好的なものもあったが、敵対的なものも多かった。
そんな状況の中で「地球系人類」と「宇宙系人類」の各勢力は、銀河を舞台に離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を1万年に渡って繰り広げる。その1万年の、銀河における全人類史が、「銀河戦國史」である。
1万年に渡る戦いの歴史の末に、人類は遂に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもとで恒久平和を実現するのだが、その後の世界に暮らすのが、歴史好きであり歴史学者を父に持つエリス少年だ。
本シリーズは、エリス少年が父から銀河の歴史を語ってもらう様子などを通して、「銀河戦國史」の中にある色々なエピソードを順不同に紹介行くという、SF超大河とでも呼ぶべき長大歴史叙事詩である。
プロローグとエピローグではエリスの時代が、その他の章ではそこから時間をさかのぼり、各エピソードの時代が描写される。
一万年の歴史!
めっちゃ世界観が壮大っぽいのだ
とりあえず、一番古いシリーズから読むことにする
完結してるエピソードは12程あって話の繋がりも無いけどやはり1巻から読むのが良い
銀河という壮大なスケール、スペースオペラというなんか凄そうな何か!
どんな作品課楽しみなのだ
一作目の銀河戦國史 (トーマ星系の反乱と勇者タオ)を読んでるんだけど…なるほど、うけてない理由がなんとなくわかった
反乱と勇者、名前的に戦艦とかめっちゃでてくる展開だろ
物凄く面白そうなのになんでうけてないのだ
そんな単語は書かれていない
ちなみにこの作品のあらすじはこんなかんじ
銀河戦國史 (トーマ星系の反乱と勇者タオ)
あらすじ | 地球を飛び出し、銀河系のいたるところに拡散して生息域を広げ、離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、一万年にも及ぶ、大樹のごとき歩みの経脈-それが、銀河戦国史です。 その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、今日もエリス少年のもとに舞い込むのです。彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。 さあ!あなたも、銀河系を股にかけた全人類史という壮大な歴史叙事詩の1ページを、エリス少年と一緒に垣間見ようではありませんか! 今回エリス少年のもとに舞い込んで来た一葉の物語の舞台は、銀河史における“古代”です。 |
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作者名 | 歳越 宇宙 (ときごえ そら) |
キーワード | スペースオペラ ハードSF 未来宇宙 空想未来テクノロジー 恋愛・友情・家族愛 冒険・戦闘・勇者 ワープ 竪穴式住居 SF超大河 歴史物語 リアリティー重視 世界観広大無辺 科学的写実的宇宙 |
ジャンル | 宇宙〔SF〕 |
戦艦でドーンしてガシャーンしてー…
…え?戦艦とかそういう単語が一切無い?
竪穴式住居、リアリティー重視、このあたりが重要
つまり「銀河戦国史一万年の歴史」のトーマ星系の反乱と勇者タオで、舞台はその星での反乱、つまり物語のスケールが思ってたのと違う感じになる
えー
ただ、スケールは小さく感じるけど読んでるとけっこー面白い
地球なんて存在を完全に忘れてしまった人類が、資源を採る場所のことをウミと言っていたり、重力も忘れ去られ重力の底と表現していたり、個人的に好きな表現
面白いならおっけーなのだ
ただ、やっぱりリアリティ重視し過ぎな気がする
そんな何千、何万年のあとの世界の物語なんてガバガバでいいと思うんだけどなあ…
いやでも、とんでも設定を一つだすと後半もとんでも設定まみれになってぐったぐったになることが多い気がするのだ
主人公、悪役、周りの人間達と実際いそうな性格の人間ばかり
ただもうちょっと醜悪にしてよかったかも
醜悪?
こう主人公のタオが食料が足りなくて、危険を承知で行動しようとする場面があるんだけど周りが止めるの
普通では無いのか?
ただ、好き放題罵声浴びせて突き放しておいて主人公が旅立とうとしたら
「そんなこといってないぜ!」って感じで皆で和やかに見送ろうとするのはちょっと…いやでも逆に醜悪さが出てる…?
まあそういうこともあるだろ
主人公の意志が伝わったのだろう
ううん、全然伝わってないわよ
「今でも反対」「他の作戦がある」「理解しかねる」みたいなこといって見送ってるし、どういう精神状態なのかわかんない
…主人公怒るのでは?
感動して泣いてたわよ、いやまあ、現実で想像してみたら
「クソみたいな暴言浴びせたけど何か適当に謝っといたらいいやろ」みたいな感じの適当に終わらせようとする感じがリアリティあるっちゃあるんだけど…
あーうん確かに
どれだけクソみたいな事されても腹が立っていても謝られたら許さないとダメみたいな感じのルールがあるきがするのだ
何かこうリアリティありすぎる人間関係で嫌
もっとスペースでオペラ指していて欲しい
まあ色々なエピソードあるし、そうじゃない世界もあるはずなのだ
とりあえず4点いれとこう
いっぱいエピソードあるし、読んでから考える
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