【RTした人の小説を読みに行く】お兄ちゃんは『妹が！』心配です【17回目】

遊戯王でずたぼろになって疲れてきたのだ…

そろそろ寝ようかと思ったが目が冴えてしまったのだ

つまり本を読む時間

寝る前の本は良い、はまったら朝まで読み耽るのが本当に楽しい

寝不足になってぼろぼろになる奴なのだ

そんな事しないで普通に寝るのだ

遅い、既に読む本の選定は済んだ

もう本からは逃げられない

あああ、夜になったら人間は寝るように出来てるのだ！

本は元気な時に読むものなのだ！

前回の作品は私の召喚獣が、どう考えてもファンタジーじゃないんですけど？
愛犬のような何かがテーマの物語よ、今回は…

ジャンルは…異世界転移物なのだ

詳しいジャンルは、よくわからないのだ

とりあえず読み始めて見ましょう

文章量は20万文字…とりあえず第一章の59話までかな

ある晴れた昼下がり

なんか知らないうちに森にいた俺と妹と幼馴染

まさか異世界転生！？いや、俺たちは生きてるから異世界転移だ！

物語の出だしは勢いがあって良い

主人公たちの言動や行動が一貫してて性格や関係がわかりやすい

うむ、色々とガバガバでハイテンションな兄妹
序盤は影が滅茶苦茶薄い幼馴染、いい感じなのだ

このテンションの最大の利点は

普段なら違和感が発生する説明口調が、この性格なら説明口調しそうだなと導入できる所、ただ本当に幼馴染キャラの影が薄い

きっと導入部のこの時点で冷静キャラにハイテンションなテンポをつっこまれまくったら、作品のテンションおかしくなるから割り切って気絶させてるのだ

一理ある

やはり勢いは大切

ようやく起きた幼馴染による状況解説

うむ、物凄くわかりやすくて良い表現なのだ

キャラの会話描写が上手いわね

新キャラ出す時は人数絞ってる状況で出して、ある程度どういうキャラか紹介してから混ぜていってるから、誰がどのキャラか五人で話してても解る

難しくない名前に、異世界の設定を一気に出すのでは無くちょっとずつ出していく、うむ、おめめぐるぐるしないのだ

四大公爵家とかもめっちゃわかりやすいネーミングなのだ

無理にキャラや設定を出して作品が迷子になってないのも良い

設定を出したとしてもひたすら解りやすく描写してる

時折入るパロネタもテンポが良いのだ

ただ、この辺りは好き嫌いがわかれるかも知れないのだ

タイトル、テーマ、あらすじ、兄妹、起承転結全部良いし

第一章が二冊分のライトノベルぐらいの文章量できっちりまとまってる

ノベルアップの方のイラストを見たけど

陽菜子ちゃんがめっちゃ子供でびびったのだ

やはりイラストがあると想像しやすい

この娘が、ああなったりこうなったり内面がああだったりと考えると、やはり良く出来てる

よし、第一章の59話まで読み終わったのだ！

感想は面白かったのだ！

ライトノベルとして売られてたなら、買うレベルの作品にはなってる

ただ…パロネタって、時間が過ぎれば過ぎるほど忘れられて知らない人が増えていくのが心配

主人公である兄と妹が良いキャラしてたし、きっちり色々な伏線も回収してるし、良い関係だったのだし、異世界のキャラたちもよく表現出来ていたのだ

幼馴染は多分、続編で活躍する系のキャラなのだ

普通にもっと伸びててもおかしく無いと思うのだけど、何であまり伸びてないのだろうか、展開が物語の導入に16万文字ぐらい使うスローペースすぎるからか、異世界の謎がまだ触り程度しか物語に出てないせいか…？

それは知らないのだ

結局、伸びるかどうかは運次第なのだ

このノリとテンションが苦手な人が多いのかしら…？

面白くて良い作品だと思うのだけども、それとも投稿サイトの雰囲気にあっていない、それともチートやハーレムが無いせい…？

ハイテンションながらも兄妹の関係が覚悟ガンギマリなのが本当に良い

いやこの関係だからこそハイテンションなのだろう！

うん、とにかく読者にわかりやすいよう

設定、キャラ、場面を丁寧に描写してる面白くて良い作品だった
ただもしかしたらそこがタイトルを見て来た読者が望む物と不一致なのかも知れない

よし、今回のレビューはこれで終わり

怒られないよう祈りながら持っていくのだ

続きは期待してる

けど、ペース的に何年かかるのかしら…