
休みの日は暇なのだ…

ならば本を読みましょう
活字欲は食欲睡魔性欲全てに勝るものよ

いや、でも、今日既に2つ読んでるし明日で良いのでは…?

読める時に読む、明日死んだらどうするのよ
もう二度と本を読めないのよ、なら読める所まで全部読むべきよ

一理ある…のか?

あるのよ、では早速募集をかけましょう
前回は魔王退治には核兵器だね!お兄ちゃんだったわね

『RTした人の小説を読みに行く』と
でも二人目以降は知らない、と

知らない本との出会いは運よ
その運で私は速度をなによりも優先しているの
実際の本屋だったら、何か頭にピンと来た奴かしら…

えーっと来たのだ…題名と作者名は…
滅茶苦茶長いのだ、タイトルに収まりきるか不安なのだ
10万字で完結済み。文章力の高さと戦闘シーンの上手さは、電撃文庫の現役作家さんのお墨付きです。「憧れの美人女性警官の身体になった天才柔道家の少年は、廃墟と化した日本の隔離地方都市でバイオハザードに立ち向かう」をもしよろしければ。https://t.co/z7mJUuXpVC pic.twitter.com/KMuZCDRurn
— 斉藤タミヤ (@fujicolor1550) January 30, 2022

今回は完結済みね
10万文字って事は本一冊分だから…とりあえず読んでから考えましょう

タイトル画像持ってる作者さんは多いが、やはり依頼してるのだろうか…
私も依頼したし、気軽に頼める時代になったのは本当にありがたいのだ

本は作者の魂よ
なら、出来るだけ装飾したくなるのが作家よ

時は現代日本!
意識不明から目覚めてみれば初恋のお姉さんになっていた少年!
ニュースを見てみれば大地震が起き、孤立した土地が生まれていた!

ジャンルは
百合TS憑依バトルサバイバル物といった所かしら

何かごちゃごちゃ詰め込みすぎな気がするのだ!

バカねこはく
キャラに性癖を詰め込めば詰め込むほど、魂が籠もったキャラが書けるのよ

そういうものなのか?

人間には様々な性癖があり、それを持って我々は生きている
なら物語の登場人物に魂を入れるには性癖をぶちこむ所から始めるべきなの

わかったような、わからないような…?
…あのあの、エロシーンが始まったのだがどうすれば

本番じゃないからセーフ
性癖詰め込んだら、何かキャラが暴走するのはよくあることよ

本当にそういうものなのか…?
んー…記憶喪失設定や、夢遊病設定のせいか場面が飛びがちな気がするのだ

その辺りの手法は、後半への伏線として活かすならありね
ただ、間を埋めるストーリーが浮かばなかったり、書いてみたけど、つまらなすぎて無理やりカットするために使う時もあるわね

うーむ…
文章力の高さと戦闘シーンの上手さは感じるのだが、どうにも書きたい場面のために展開が急に感じられるのだ

場面毎の熱意のペースが両極端に感じられるわね
機動隊員や学校、発症者との戦闘シーンは上手い、百合シーンにも熱がこもってる、ただどうにも繋げ方がせっかちすぎる、もう少し回り道してくれる方が好みね

私は死んでるゾンビ相手でも葛藤する感じが好き
この主人公たちは、葛藤が短すぎて容赦がなさすぎるのだ

さて、読み終わった感想なんだけど…
まずこの設定の大風呂敷をきっちりと完結させたのは凄い、設定を詰め込んだ物語を完結させるのがどれだけむずかしいか、一度でも小説を書いた事があるならわかるはず

あと、戦闘シーンも上手いって褒められたのはわかるし実際上手い
けどやっぱり場面、感情、展開がせっかちすぎる気がするのだ

とはいえこれは完全に個人的な感想で、今流行りの展開はこちらなのかも知れない。今時、回りくどい展開や主人公が悩んだり不利になる場面は嫌われると聞いているから、これが今の時代の正解なのかも知れない

あとは前半の伏線が後半で解決してるし、文章や話の起承転結もきちんとしてるし、読み詰まる場所も無いのだ

漫画やゲーム、演劇辺りの脚本経験者なのかしら…
私は演劇の脚本を書いてた時期はあるけど、場面の展開的にそのあたりの経験者な気がするわね

今回のレビューはこんな感じなのだ!
怒られないか祈りながらレビューを渡してくるのだ!

怒られたら逃げましょう
おおお、ありがとうございます。読ませて頂きました! 10万字で完結させるために、急ぎ足になってたのは自覚してますので、きちんと読んで下さったことが分かりますね!
— 斉藤タミヤ (@fujicolor1550) January 30, 2022

怒られなかったのだ!
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