【読み専が解説】全ての読者に楽しんでもらえる小説の書き方とポイント

こはく
こはく

今回は、小説を読むことが大好きな私達が

全ての読者に楽しんでもらえる小説の書き方とポイントについて解説するのだ

あき
あき

そんなものはない

こはく
こはく

うむ、私もそう言うと思ってたから何の驚きも無いのだ

じゃあ何でこんな解説をしようと思ったかと言うと簡単な話なのだ

あき
あき

自分の魂を込めた作品が、全然読まれない作家さんは

『流行りのジャンルを書けば楽しんでもらえるのでは』とすぐ作風が迷走してしまうから、それをなんとかしたい

こはく
こはく

これがよくある話なのだ
作家独自の世界観を折角持っているのに

読まれない、評価されないで、どんどんズタボロな世界観になっていく事が

あき
あき

なので、今回の解説は

作家独自の世界観がぶれないようにするために何やら書いておく

内容は、完全に読み専門の私の趣味でしかない

こはく
こはく

じゃあ何でこんなタイトルにしたのだ?

あき
あき

迷走してそうな作家さんが、ついクリックしそうなタイトルにした

そういう作家さんのために書きたかった、所謂タイトル詐欺

文章力

こはく
こはく

文章力はいる派、文章力はいらない派と色々な意見があるとは思うが…

あき
あき

正直な話、文章力という概念がそもそもわからない

例えば2005年に書かれたケータイ小説で『恋空』という作品がある

こはく
こはく

当時、ひたすらバッシングされた作品で、

ずーーーーっと、文章力はまったくないとひたすら叩かれた作品なのだ

あき
あき

けど、滅茶苦茶大ヒットした

累計730万部、漫画家、ドラマ化、映画化もされた、小説業界でも屈指の大ヒット、同じぐらい売れたライトノベルは『僕は友達が少ない』の700万部

こはく
こはく

その辺りから私は思ったのだ

ひょっとして文章力という概念そのものが怪しいのでは、と

あき
あき

面白い文章とは一体何なのか

色々な世代の様々なジャンルの本を読み続けたけど時代によってすぐ変わる

そんなすぐ変わる物に作家が合わせる必要は無い

こはく
こはく

大ヒットした作品の作家さんが、作品の書き方について語っていることは多いが『先生の作品、今はどうなんですか?』って感じで調べてみると面白いのだ

あき
あき

その時代には刺さったのかも知れないって先生が多い

けど、今の時代にはもう合っていない、けどまた同じ時代が来るかも知れないし来ないかも知れない、そんな不確定な話を聞いたらダメ

こはく
こはく

だから、作家には文章力なんて答えが無いものなんて気にせず

気にせず好きに書いて欲しいのだ

あき
あき

読み手として、これだけは確信してる

流行に流され迷子になった作品がヒットすることだけは無い

ストーリー

こはく
こはく

作家独自の世界観さえ迷子にならず

統一されてるならどんなストーリーでも良いと思うのだ

あき
あき

最初からヒットする事を狙おうとするとどうしても迷走しやすい

特に最初は作家独自の世界観なのに、途中から流行のネタとかを入れたり、方向転換したりと迷子になってる作品は多い

こはく
こはく

「小説において面白いストーリーは必要不可欠だ!」と言う人は多いが

生徒会室でたべってるだけで累計600万部売り上げた生徒会の一存という作品があるのだ

あき
あき

小説には面白いストーリー構成が必要不可欠というなら

この作品のヒットだけはありえない、一応ストーリーはあるといえばあるけど一般的な小説のようなストーリーとは言えない

こはく
こはく

それでも流行りのストーリーの方が良いと思うかも知れないが、周りの反対を無視して現代恋愛で勝負をしかけた結果、大成功した作品に半分の月がのぼる空とかがあるのだ

あき
あき

ファンタジーやセカイ系全盛期の当時で考えれば、このジャンルで大ヒットって本当に異色で漫画、アニメ、ドラマ、映画までいった凄い作品なのよね…

こはく
こはく

だから、ストーリーなんて作家独自の世界観を好きなようにかけば良い

やってはいけないことは流行りに負けて作家の世界観が迷走することなのだ

あき
あき

ただ、読まれない

本当に作品が読まれなくてどうしたら良いかわからないという人は作品を迷子にするのでは無く、作品の宣伝方法を変えてみても良いかもしれない

作品の宣伝方法

AAスレ化

こはく
こはく

作家が作品を宣伝する方法は、基本的に小説サイトのランキングかSNSで自分の作品を宣伝するという方法が有名なのだ、けど今回紹介したいのは

自作品のAAスレ化という宣伝方法なのだ

あき
あき

ゴブリンスレイヤーという作品がある

作品を知っている人の殆どは「ああ、あの小説or漫画の」と思うかも知れない、けど違う、私にとってあの作品はやる夫スレのAA作品

こはく
こはく

あの作品はAAで生まれ、小説にしてみたけどコンペに落選、違う作品が最終選考に残ったけど再び落選したけど、AAスレのおかげでゴブリンスレイヤーが蘇ったという異色の経歴の作品なのだ

あき
あき

2chは元々モララースレのAA作品、ブーン小説、まおゆうのような即興台本小説、やる夫スレのAA作品と独自の文学歴史を形成している

こはく
こはく

そして何より、普段小説読む層と、AAスレの読者層はまったく被ってないのだ

私は全部好きで全部読むのが趣味だけど、そんな人はほとんどいないのだ

こはく
こはく

あれは元々『エージェントやる夫の日常茶飯事』を書いてた人なのだ

あの作品は凄い面白かったぞ
ほかは召喚術士テレサは怠惰に稼ぎたいとかも元は『華麗なる召喚術士ルイズの召喚獣、入即出やる夫』というAA作品で私も好きなのだ

あき
あき

あとAAスレは読者から感想を貰いやすい、合いの手や考察だってして貰いやすい

ただ、AA作品は完全に独自の進化を遂げた文学分野だから慣れない人は本当に慣れない、あくまで宣伝方法の一つとして紹介しておく

こはく
こはく

古の言葉で半年ROMれという言葉がある

あれは半年間はその板の空気を学べ、自分ルール持ち込むなって感じなのだ

あき
あき

2ch系列、今はもう独立してるやる夫系列って独特な空気の場所が多いのよね…

掲示板ネタ化

こはく
こはく

AAスレ化を紹介したからには、やはり掲示板ネタ化も紹介しておきたいのだ

あき
あき

発祥作品はわからないけど勇者互助組合 交流型掲示板が有名かしら

小説では無いけど電車男が発祥作品…?

こはく
こはく

ハーメルンというかつてのなろうに存在していたにじファンの受け皿になった二次創作メインのサイトでは大ブームの手法なのだ

あき
あき

投稿サイトによって、流行ジャンルが違うってのが面白いのよね…

そのせいであっちの投稿サイトだとうけないのに、こっちの投稿サイトではうけたみたいな話がよくある

こはく
こはく

にじファンの受け入れサイトのとかは

銀河英雄伝説が人気だし、投稿サイトによって流行りが違うのは面白いのだ

あき
あき

ちなみに投稿サイトの有名所であるシルフェニアだと、未だに機動戦艦ナデシコ小説が更新されていたりするし、Over The RainbowとかはGS美神小説が更新されてる、やはり投稿サイトによって空気が違う

こはく
こはく

とりあえず、掲示板ネタに話を戻すのだ
掲示板ネタ最大の利点は、文字を読むことが苦手な人にも読ませやすく、設定を解説しやすく、色々な人達の反応も書けるということなのだ

あき
あき

まあ世界観によったら不可能な場合もあるけど、異世界ものだと

脳内で掲示板ネタを使う小説もある

こはく
こはく

ちなみにハーメルンは、biim兄貴リスペクトによるRTA化、ウマ娘二次創作でリアル馬化、Vtuberネタ、配信ネタが盛んだから掲示板ネタと相性が良いのだ

あき
あき

二次創作サイトだから、オリジナル小説書いてる私は関係無いと思いがちだけど、その投稿小説サイトで二次創作が受けると読者が付いてくるパターンがあったり、そのサイトでは作品の空気があったり、書籍化も意外にある

こはく
こはく

最近だとハーメルンの掲示板ネタは美少女になってちやほやされて人生イージーモードで生きたいが漫画化されていたり、偽聖女クソオブザイヤーが書籍化してるのだ

あき
あき

世の中、意外な所から意外な話が来ることはよくある

アルカディアで連載していたハンターハンターの二次創作が二次創作要素を消して商業までいった人形遣いなんて例もある

こはく
こはく

よし、何か言いたいことは言えた気がするからこれで終わるのだ

あき
あき

作家は独自の世界観を好きに書いて欲しい

世界観の表現は無限であり、最後は天に祈って欲しい

流行るかどうかは最終的には運、流行りに流されてはいけない

こはく
こはく

最後は運、それが引き寄せられるかはどうかはサイコロの出目次第!

そう思ってくれたら好きに書けると思うのだ

あき
あき

ただ、難読名前は止めて欲しい

個人的な趣味だけど本当に止めて欲しい、読めなくてとても気になる

こはく
こはく

必要だと思うのならどんどん難読名前も使うと良いのだ

おめめぐるぐるしてくるけど全部読んでやるのだ!

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