【みそかつくんのたまたまコラム】ハムスターの擬似冬眠と対処法【日常編】

フォロワーに報酬しはらってプロライターと言い張れるようにしてみよう企画。
今回はみそかつくん 報酬はハムスターのエサ代になっております。

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ハムスターの擬似冬眠について

ハムスターが動かない。そう。ハムスターが動かないのである。

ついに頭が壊れたかと思っているだろうが、そうではない。飼っているハムスターが動かないのである。

(↓ハムスターの画像が出るので↓注意)

 

 

 

 

(死んでいない)

これは、我が家のハムスター、ひじきくん(0歳8ヶ月)である。
先日エサをやるために家を覗くと、いつもは起きるはずのひじきくんが動かない。

私はハムスターを現在12匹飼っており、昨年も2匹を看取ったが、まず、最初に「寒かったか、若いのにかわいそうだな」と思った。

なんとなくドライなようではあるが、ペットが亡くなるのはとても悲しい。
長年寄り添った犬や猫が亡くなり、立ち直れない程のショックを受ける人も多い。

私はひじきくんを抱え上げ、埋葬の準備を…

様子がおかしい。

通常、亡くなってしまうと死後硬直が始まり、身体は冷たくなり、毛並みも細くなってしまう。

しかし、ひじきくんはまだ毛がフワフワで身体がモチモチなのである。

私はふと、ハムスターの「擬似冬眠」の話を思い出した。

ハムスターの擬似冬眠

元来、ハムスターというのは乾燥した砂漠地帯に棲む生き物である。
ペット用に品種改良されているので、日本の高温多湿な気候でも生きていくことができる。

ロボロフスキーのように、砂漠のような厳しいところに放すとすぐに死んでしまう種もいるくらいだ。

そんなハムスターは当たり前のように寒さに弱い。犬や猫は寒さに強い。

飼い主の自己欲の為に、馬鹿みたいな服を犬に着せているが、虐待である。
体温調節がうまくできなくなってしまうので、犬や猫に服は絶対に着せないでほしい。

そんな寒さに弱いハムスターが長い間寒い空間にいると、生命の危機を感じて冬眠に入ってしまう。しかし、ハムスターは冬眠をしない生物のため、冬眠というよりは仮死状態になる。これを、「擬似冬眠」という。

寒さのほかに、食べ物がなくて擬似冬眠に入ってしまうことがあるが、ハムスターは本来少食で、水分もごくわずかでよい。そんなハムスターが食べ物がなくて擬似冬眠をするなどということは、ほぼ餓死に近い。飼育放棄と言っても過言ではない。

さて、我が家のひじきくんも予兆がなかったわけではない。ある日、エサを食べないようになってしまった。

好き嫌いかと思ったが、そのエサしかなければそれを食べないと餓死してしまうので動物は嫌々食べる。

嫌いなものをあげるなんて、と思う人もいると思うが、毒を与えているわけではないので、虐待ではない。同じエサでも取り憑かれたように食べるハムスターと、食べないハムスターがいる。それが個体差だ。

ひじきくんのお父さんも150g程あった体重が100gまで落ち、亡くなってしまった。何かの前には予兆があるものだ。

さて、眠ってしまったひじきくんの蘇生に入る。

対処法 ストーブで温めるだけ

(あたため中)

子供の頃、室外で飼っていた亀が水槽の水ごと凍り、私の父親が熱湯をかけていたがそんな方法はハムスターにはもちろんできない。

手足はわずかに動いているので、ストーブの近くで温めることにする。

グーグル先生に聞くと、人肌で2〜3時間揉むと書いていたが、私もあまり暇ではないので時間がない。

ストーブの近くにひじきくんを寝かせ、様子を見ることにした。

30分くらいしたら動きが大きくなってきて、目を覚ました。

2日前くらいから寝ていたのだろうか、足元がおぼつかない様子でふらふら歩き始めた。

エサをあげてみると食べたので、とりあえず一安心である。


(生き返りました)(生き返りました)

原因は?

原因は、おそらく寒いからだ。暖房を入れていない時は5度くらいまで下がってしまうので、寒さに危機を感じ擬似冬眠に入ってしまったと推測する。

対処としてはやはり、人間がいない時でも暖房をかけ続けることなのだが、夏に冷房を24時間フル稼働させていたら電気代が2万円近くまで跳ね上がった。

ウサギも飼っているので、電気代が嵩むのは許容範囲である。

今後は部屋の温度管理をきちんとしよう。

最後に

小動物を飼うのは難しすぎることではないが、面倒で、簡単ではない。

犬や猫よりも遥かに安価で買えてしまうため、命の値段が軽い。ケージごと捨てられているハムスターを拾ってきたこともある。

なぜ命を捨てられるのか疑問で仕方はないが、小動物の命を軽んじてしまう気持ちもわからないではない。

別のハムスターの頬袋が口から露出して手術代に1万5000円かかったことがあるが、確かに複雑な気分になる。

しかし、命を軽んじていい理由にはならない。すべてのペットが気持ちよく過ごせる世界が来たらいいな、と思う。愚かな人間が絶えないので非常に厳しいが。

今回は擬似冬眠について話をしたが、普段からペットを飼っている人はペットの異変にすぐ気づいてほしい。特に夏と冬は調子を崩す個体も多い。

私は、今日も12匹のハムスターとうさぎと共に寝ることにする。ひじきくんが復活してよかった。それでは最後にひじきくんの母親の写真を載せる。特に意味はない。

近々ベイスターズの戦力分析の続きも書きます。よければ見てください。ありがとうございました。


「親より先に死ぬのは親不孝だよ〜」

 

 

ライター

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