【RTした人の小説を読みに行く】想妖匣-ソウヨウハコ-【10回目】

こはく
こはく

朝起きて…

まずやることは…

あき
あき

お気に入り小説が更新されているかの確認よ

毎日作品を更新できる作家って化け物だと思う

こはく
こはく

一人二人いるぐらいならまだわかるけど、意外にいっぱいいるのだ…

私は一日1000文字ぐらいだとしても、多分一週間もたないのだ…

あき
あき

毎日読むのも良し、少し期間を空けて読むのも良し

読者としてこんなにうれしいことは無い

こはく
こはく

昨日もお布団の中で貞操逆転世界旅行って作品を発見
読んでたら面白くて全部読んでしまったせいで結局寝たのが3時とかだったのだ、特別な意味を最後にする予定だったのに…

あき
あき

さて、一通り本を読み終わったから、本を読むわよ

こはく
こはく

何かおかしい気がするけど、何もおかしいところは無い気がするのだ

#RTした人の小説を読みに行くと、おおっなんかめっちゃ反応が早いのだ

あき
あき

片目を隠した美男子…丹下左膳ね

こはく
こはく

あれは美男子じゃなくてかっこいいおじさまなのだ!

そもそも隠してないのだ!

あき
あき

ジャンルは現代怪奇物かしら
川岸で留まれた者にはチャンスを、渡りきっていた者には…

こはく
こはく

林の奥に住む謎のイケメンは、どんな箱でも開けてくれるらしい

箱が何かは知らないけどイケメンらしいから箱持って見に行ってみようよ

えっハコ違い?匣?匣じゃないなら帰れって何様のつもりよ!

あき
あき

間違ってないけど間違ってる

個人的には魔探偵ロキを思い出す

こはく
こはく

この小説は、1章解决形式でとても読みやすいのだ!

小説は長編になればなるほどきつい人が出てくるけど、この作品は漫画のような感じだからとても楽なのだ!

あき
あき

長編小説は長編になればなるほど破綻しやすく読み難くなる恐れがある
けど、この作品は一章一章で主人公、世界観、謎を紐解き、登場キャラたちも学校生活や感情をテーマにしていて、わかりやすいし読みやすい

こはく
こはく

うむ、この作品は長編が苦手な人でも読みやすい形式だし、楽しめると思うのだ

あき
あき

ただ、この1章解决形式には致命的な問題がある

そのせいでこの手法が一般的では無い、最大の問題点が

こはく
こはく

利点しかないような気がするけど、何が問題なのだ?

作者の文章も会話もいい感じなのだ

あき
あき

作品の進行リズムが緩やかになりすぎる

主題材が学校生活がために更に進行リズムが緩くなってしまい

作者が丁寧に丁寧にシーン描写、場面進行をしているせいで、最大のメリットが最大のデメリットにもなっている

こはく
こはく

いやでも、ペースが緩やかと言っても
漫画のようにライバルっぽいキャラが出てきて盛り上がってきているのだ

あき
あき

漫画ならば良い、漫画なら数話でそこまで持っていける

けどこれは小説で、作者が丁寧に舞台を書けば書くほど盛り上がる前に読者が離れてしまう、私なら基本全部読む、けどほとんどの読者は始まってすぐ切る

こはく
こはく

言われてみれば、アニメは三話で切るとかよく聞くのだ…

だから三話までに一気に話を盛り上げるために、マミったりすると

あき
あき

今時一話で切ると聞く

最近は物語離れがひどい、評価するなら全部読んでから評価してあげて欲しい

こはく
こはく

うーむ…主人公たちの話が動くのがこのあたりからなのか…

あき
あき

作品のテーマ的に、本来なら再登場が可能な学校生活のサブキャラがほぼ出せないのが辛い、そのせいで毎回新しいサブキャラが動くことになり、そのサブキャラ達も1章毎に消えていく、主人公たちの描写のためとは言えこれが続きすぎると小説だと辛い

こはく
こはく

さて、読み終わったのだ!

きっちり終盤は盛り上げて、エピローグもいい感じだったのだ

あき
あき

さて感想なのだけど

この作品のジャンルは怪奇小説ではなくて、怪奇漫画になっていると思う

作品の進行リズムがあまりにも緩やかすぎる

こはく
こはく

文章とか会話、場面展開はつっかかるところがなくスラスラ読めるのだ!
ただやっぱり話の展開が丁寧でゆったりすぎるのだ

あき
あき

ただ、このゆったりとした進行リズムが大好きな人もいるし、刺さる人には刺さる読者は人間の数だけいるから刺さる人は結構いる

こはく
こはく

私はガバガバで勢いがある作品が好きなのだ!
疲れている時でも笑える作品が好きなのだ!

あき
あき

話の全体構成はしっかりしている

主人公もサブキャラもエピソードもまとめ方も全て丁寧に描写している

けど個人的にはもう少し勢いがあるほうが好み

こはく
こはく

今回のレビューはこんなところなのだ!
怒られないようお祈りしながら渡してくるのだ!

あき
あき

何かあったら私は逃げて本を読むわ

こはく
こはく

怒られなかったのだ!

小説レビューまとめ

コメント

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