【令和の怪物】佐々木朗希のこれまでとこれから

28年ぶりの完全試合達成!
高卒3年目の21歳にして大偉業を達成した千葉ロッテマリーンズ佐々木朗希投手について記事を書いていきます。

他の記事でも、佐々木投手のすごさについてはいっぱい書かれています。
なので、この記事では佐々木投手に周りにいた正しい判断を出来る指導者について書いていきたいと思います。

佐々木投手は、今の日本では知らない人がいないというくらいの大投手として君臨しています。
そんな令和の怪物、佐々木投手が順調に成長し、プロ野球という日本の最高峰で完全試合を達成できた要因を書いていきます。

この記事を読み進めていく事で、人を正しく育成する方法と逆境の乗り越え方が分かるようになります。

それではさっそく、見ていきましょう。

高校時代の恩師 大船渡高校 國保監督

佐々木投手は、高校2年生の頃からプロ注目のピッチャーとして活躍をしていくのですが、なんと言っても佐々木投手を一番有名にした出来事と言えば夏の甲子園出場を掛けた、岩手県大会の決勝戦の登板回避です。

準決勝までの佐々木投手は、相手チーム打線をほぼ完ぺきに抑え込んでいました。このままの勢いで決勝戦も投げて、もしかしたら甲子園に出場出来るかもと誰もが注目していたのですが、なんとそこで決勝戦に登板はおろか出場もしないという前代未聞の事態となりました。

その理由は、佐々木投手が予選の最初からずっと登板していて
疲労が溜まっており、前日の準決勝でも多くの球数を投じていたことから、佐々木投手の怪我につながる可能性が高いとの判断監督が行い、登板を回避したとの事でした。

今までの、高校野球の歴史の中ではこういった判断がされる事がほとんどなかったので色々な所からの厳しい意見が出てきてしまいました。

事実、甲子園を掛けた決勝戦では、エースを佐々木投手よりも実力が劣るピッチャーが投げて打たれてしまい大敗してしまいます。

自軍の応援団からも、批判的な声が飛んでいたそうです。
こういった事態が想定される中での監督の判断は、本当にすごいなと感じました。

試合後の監督のインタビューで「生徒たちにとても大きな、一生心に残るような決断を・・・そこは、自分で僕が引き受けようと思いました。そこは大人が、と思いました」といった言葉を残しています。

この言葉は、自信の教え子である佐々木投手の将来を真剣に考えている事がよく分かる発言です。

そしてこの言葉にこそ、人を正しく育成する方法が詰まっていると思います。

ほとんどの指導者は、「選手の判断に任せる」だったり「選手が投げたいと言ったので尊重した」のような言葉で、選手を酷使してしまっているのが現状です。
しかしこちらの監督は、本当に佐々木投手の将来を考えた行動であったと思います。

人を育てる事は、難しい事ですし正解というのは明確にはなっていません。また、育成方法の正解が分かるのは、ずっと先の事である事が多いです。ですが、自分の中で確立した考え方を貫くというのが一番正解に近い方法なのではないかと、この佐々木投手の件で思われるようになってきています。

「選手にけがをさせない」「選手に一生残ってしまうような判断をさせない」という一貫した監督の考えがあったからこそ佐々木投手の大きな飛躍に繋がったのだと思います。

千葉ロッテマリーンズ井口監督

そして、プロ野球千葉ロッテマリーンズに入団した佐々木投手は、プロ3年目にして覚醒します。
みなさんもご存じの通り、日本のプロ野球では28年ぶりの完全試合を達成します。

ここに至るまでにも、佐々木投手は、良い指導者に恵まれます。井口監督です。佐々木投手は、入団してからも大切に育てられます。

登録はされていないものの1軍に帯同しながら練習を行ったり、練習中でも少しでも体に
張りがあると無理をさせないといった育成方針を明確にしていきます。

それは、佐々木投手がまだまだ成長期にあり
速いスピードのボールを投げられる体になっていないとしっかりと判断したからです。
ここでも、高校時代同様にしっかりとした判断が出来る指導者に恵まれて成長する事が出来たのです。

これまでの、常識であれば高卒で入団した選手はとにかく練習、練習といった形で体を厳しく鍛えるのが主流だったのですが、そんな常識に佐々木投手を当てはめる事無くしっかりと佐々木投手の体の成長に合わせ育成しました。

選手を育てていく際に、全ての選手を同じ育成方法で育てるのが主流ですが、
佐々木投手を育成する千葉ロッテマリーンズは違います。

特に佐々木投手にはなりますが、その選手に対しての最適な育成方法で育てるやり方をとっており今後の選手育成のトレンドになってくると思われます。
少し前では、現在メジャーリーグで活躍する大谷選手を育てた日本ハムファイターズも同様です。
大谷選手に合った独自の育成方法で、見事に育成に成功し大谷選手は大選手となりました。

人を正しく育成する方法と逆境の乗り越え方

人の正しい育成方法とは「1人1人に合った育成方法で大切に育てる事」です。

世の中のほとんどの人は、今まで自分が生きてきた小さな世界での常識に全ての事を当てはめて考えがちです。
そうする事で、自分が分からない事をゼロにしたいといった思いがあるのです。

しかし、自分の中での常識は、あくまで自分の世界観の中にあるとても小さなものです。まずは、このことを自身でよく理解し、認める事が重要です。自分の中にあるもの物差しでは、測りきれないものもたくさんあるということです。

それらを認める事が出来て初めて先に進むことができ、新しいものを自分の中に
取り入れる事が出来るようになります。あとは、1人1人に合った育成方法を考えていけばよいのです。

逆境の乗り越え方とは「どれだけの批判的な意見があっても自分の意思を貫くこと」です。

自分に対する意見の中には、必ず批判的な意見というのは存在します。新しい事にチャレンジしようとした時に、邪魔をしてくるドリームキラーと呼ばれる人が現れます。

どんなに批判的な事を言われたとしても、自分の意思を貫けるように、自分の中での根拠を固めておきましょう。

自分の気持ちが、定まっていなければそこから綻びができ自分が自分を信用出来なくなってしまいます。
自分の意見に対する根拠を持っておき、自分を信じて進んでいきましょう。

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