【感想3の完結作品をスコップする】東周概略史 ~天の時代~

あき
あき

最初に言っておくなら

これは小説じゃない、タイトルの通り概略史

こはく
こはく

概略史とは何なのだ?

あき
あき

起きた歴史を書き綴るのが記録

概要を追加したものが概略史と考えて欲しい

こはく
こはく

よくわかんないのだ!

あき
あき

wikiと、小ネタ集…?

こはく
こはく

わかったきがするのだ!

あき
あき

この辺の時代の出来事ってwiki見ても時系列がよくわからないのよ

それを作者が概略史にした感じ、これはこの辺の時代を調べる時にあるととても助かる

東周概略史 ~天の時代~

718,262文字 感想3

古代中国、周の宣王から春秋時代の終焉までの約350年間
人が、天と共に生きた時代を描く

 

こはく
こはく

その辺りは横山先生の史記を見ればわかるのだ

史記見て知ってるエピソードも結構あるのだ

あき
あき

知ってはいるけど時系列説明しろって言われてもわからない

かと言って自分で作る気も起きない、だからこの作品は物凄く一部向けとしての資料みたいな小説、歴史の流れを把握しようとするなら凄く便利

こはく
こはく

でも、それは小説なのか?

あき
あき

違うと思う

けど、この辺りの歴史の流れをみる本として見るなら滅茶苦茶便利

こはく
こはく

有名エピソードとかが全然無いのだ!

あき
あき

一応、伍子胥、狡兎死して、走狗煮らるあたりは有名…かな?

ターゲット層は滅茶苦茶狭いけど、需要はある

例えば宋伯姫のエピソードとか

 5月5日、宋で火災があり、宋平公そうへいこうの母・宋伯姫そうはくきが焼死した。

宋伯姫は、邸宅に火がついても逃げなかったので、側近らが「なぜ逃げないのですか」と問うた。

「婦人の道では、傅母ふぼ(王后・諸侯の夫人を教育・補佐する女性)がいなければ

夜、部屋を出てはならぬ決まりである」

伯姫の左右の者は逃げるように再三勧めたが、伯姫は同じ答えを返し、焼死したという。

伯姫の振舞いは「貞を行動の基準とし、婦人の道に殉じた烈女、賢女」と評価される一方で

「これは寡(未婚女性)の行動であって、婦(既婚女性)の行動ではない。

傅母を待って死ぬ必要はなかった」との評もある。

 

こはく
こはく

全然知らない人だけど凄いエピソードなのだ!

あき
あき

wikiとか見ても、これ二行ぐらいの説明なのよ

何かの本では書いてた気がするけど何の本だったかしら…

あと重耳の逃避行中のエピソードのこれとか現代日本人の感覚として理解出来ないけど、きっちり書いてたり

 

しかし、今の彼らが欲しいのは国よりも飯である。

更に進むと、全員空腹で歩けなくなり、休憩を取った。

 休んで少し体力が回復した一行は

「『采薇の歌』というのがある。ここは山中だ。蕨や薇ぐらい生えてるだろう」

「我々はいにしえの聖人・伯夷と叔斉であるか」

「伯夷叔斉の兄弟は周の粟を食わずに餓死した。我々は斉に行くという目標がある」

と言い、みんなで山菜を採って食った。

 遅れて戻って来た介推がスープを重耳に捧げ持ってきた。

見ると肉が入っている。

 重耳は夢中で食い、食べ終わって介推に尋ねた。

「これは何処で手に入れた」

「この奥で捕まえた兎の肉でございます」

重耳は喜び「これは卿の大手柄である、必ず報いよう」

 一行は斉への旅程を再開した。

だが、介推の歩みがどうにも遅い。

咎犯が訝しんで介推の足を見ると、太腿が割かれていた。

「その足はどうした」

「実は、先ほど公子に差し上げたのは、それがしの腿肉です。

孝子は身を殺して親に仕え、忠臣はその身を殺して君に仕えるのです」

咎犯は驚いて「卿は至忠の臣である」と言い、介推を重耳の車に乗せた。

 

こはく
こはく

私なら人肉とわかったら吐いてしまいそうなのだ…

あき
あき

中国って人肉エピソードが意外に多いのよ

劉備とかでもあるし、人肉しゃぶしゃぶとか人間唐揚げとか

こはく
こはく

考えたくないのだ、歴史のことはよくわかんないのだ!

見てもよくわかんないのだ

あき
あき

歴史興味無い人にこれ見せてもどうしようもないし

歴史知ってる人に見せても「これ小説じゃないよね」って感じになると思うけど、色々な本読んで時系列順にしたってところが凄くポイント高い

こはく
こはく

私的にはさっぱりわかんないから1点なのだ

あき
あき

僕的には5点

読みやすい概略史としてポイント高い、ただ小説として見たらどうかと思うし

内容も完全一点特化すぎるとは思う

こはく
こはく

なんとも難しい作品なのだ

私は歴史本みてもさっぱりなのだ

あき
あき

発表する場所完全に間違ってると思う、なろうでやるべきネタじゃない

普通に歴史本として仕上げてよかったと思うけど…需要が無さそうなのよね

小説レビュー

コメント

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