【みそかつくんのたまたまコラム】家から出てきたオススメ本紹介シリーズ 第1回

フォロワーに報酬しはらってプロライターと言い張れるようにしてみよう企画。
今回はみそかつくん 報酬はハムスターのエサ代になっております。

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家から出てきたオススメ本紹介シリーズ 第1回

・はじめに

みなさん、文字は読むだろうか?

文字はいい。漫画や、絵画のように具体的に脳に入り込んでこないので、想像力と感性が豊かになる。語彙力も増える(たぶん)

ということで、いきなり始まりました。みそかつくんの住んでいるボロ小屋から出てきた小説を紹介しようシリーズ。

ここの管理人のように会話形式にしたいが、あいにくキャラもなにもないので、1人で紹介する。

気軽に読むといい。3作品くらい紹介する。

① 「えむえむっ!」

ライトノベルじゃねーか、と思った方、ライトどころではない。脳みそ空っぽで読める。

内容は、本当に王道のラブコメ展開で、先輩の金髪ロリと、清楚(大嘘)な幼馴染が1人の男を取り合う。

ちなみに、男の母は重度のムスコン(息子コンプレックス)で、姉は変態のブラコンである。ハーレムである。うらやましいような、うらやましくないような…

話の内容はと言うと、ない。

内容がないことはないと思うのだが、10年ぶりくらいに改めて読み返しても、内容がない。

主人公の男は、普段は常人なのだが、女性から物理的な痛みを与えられると、マゾになる。

だからタイトルが「えむえむ」なのである。

先輩の金髪ロリは少々サディスティックで、しょっちゅう主人公を殴ったり、蹴ったりする。幼馴染も、ナチュラルに暴力を加える。

その度に、主人公は快感を覚え、道端であろうと、公衆の面前であろうと、「あひぃぃぃぃ」とか、「おほおおおおお」などと言う声を出しながら、絶頂を迎えている。

本の大半がこの嬌声である。

頭が空っぽでも読めるので、気が向いたら電子書籍でも読んでほしい。一応小説だと思う。

ちなみに、未完だ。
なぜなら、作者が亡くなったから。

金髪と幼馴染どっちとくっつくのかは最後まで見てみたかった。残念極まりない。

② いつか天魔の黒ウサギ

我が師匠、鏡貴也先生の傑作である。

またライトノベルだが、勘弁してほしい。

話の内容は、15分で7回死なないと死なない主人公と、復活した魔女と、人間の俺様キャラと、ロリが、決められた「世界の終わりの預言」に立ち向かう話。

厨二満載である。パンツも、満載である。

ライトノベルの醍醐味といえばなんだ?そう、挿絵だ。

いつか天魔の黒ウサギの挿絵はこれも、我が師匠の榎宮祐先生が担当している。非常によろしくない。大変に、えっちである。

えっちしかないのか!

そう、えっちしかない。

いつまでたってもパンツは偉大なのだ。

本題に戻る。話の序盤は主人公の学校の中や周りだけで、「預言」の主が送り込んだ魔物と戦っていくのだが、終盤になると場面がコロコロ変わり、登場人物がとても多くなる。

相関図を書かなければよく分からないので、そういうのが好きな方は読んでみるといい。

ちなみに、私に鏡貴也先生の話を振ると、夜が明けるほど喋るらしい。

③ マルクスの資本論

怪しい宗教の本を紹介するな!という声も聞こえてきそうだが、怪しい宗教の本なので否定はしない。

マルクスが生涯をかけて社会主義の本質を究めた集大成のこの本。ヤバすぎる。

まず第一に何を書いているのかが分からない。専門用語が多すぎる。おすすめする本ではない。なぜ家にあるのかも覚えていない。

要するに、「社会主義っていいなあ!労働者はいいなあ!あ、でも大衆政治を目指したナポレオンはくそです」という内容だ。

現存している社会主義の国は、発展途上であったり、色々と問題のある国が多いのだが、社会主義の本質を見誤っているからだ。

まあ、本能的に競争を好む最高知的生命体の人間が、「金持ちもルンペンも平等だ!資産を分配するぞ〜」みたいな考えを受け入れられるわけがない。

マルクスが資本論を説くまで、世界中ほぼ資本主義であったが、マルクスの社会主義を目指してしまった(論理が高尚すぎて無理なのに)人間たちが、ナチスのヒトラーであったり、ソ連のスターリンである。

社会主義に感化され、平等で富裕の差がない世界を目指そうとしたのに、ユダヤ人を○しまくったり、自分より優秀な人材を粛清してしまう思考回路がよく分からない。

この点、日本は鎖国をしておいて良かったと思う。変にかぶれた西洋主義が幕末に流行ったら、旧幕府軍対新政府軍対西洋かぶれとんでも軍団の三つ巴の地獄絵図になっていた。

社会主義があまりにも理想主義すぎて、実現が難しすぎたために、ドイツは一つになってしまったし、ソ連は消滅してしまった。

マルクスの資本論は独裁はダメだよね!とか、転売はダメだよね!資産というのは〜というような話をマクロな観点から客観的にみているだけなのに、それを目指したらこうなってしまうので、人間は愚かな生き物である。

あまり社会主義だの資本主義だのと深掘りすると、宗教戦争になってしまうのでこの辺りで書くのを終わる。

マルクスの資本論を読みたい物好きな人は、原本じゃなくて新書とか、わかりやすい資本論とか探せばあるはずなので、Amazonなどで探してみると良い。おすすめしているのかしていないのか微妙だが、現代に通じる話も多いので読むと面白いと思う。

最後に

家から出てきた本を順番に紹介しているだけなので、関連性もなければ、ジャンルもめちゃくちゃなので適当に読み流してもらえればありがたい。

管理人が本の感想を書いているが、ああいうふうなレビューが私にはできないので凄いと思う。

子供の頃、ひたすらに読書感想文が苦手だったので、文字を読むのは好きなのだが、言葉で表すということができない。

なので面白いから読め、としか伝えられなくなってしまう。

家の掃除をしつつ、出てきた本を少しずつ紹介していきたいので、ここのライターをクビにならない限り勝手にシリーズにすることにした。

今度はまともな本を紹介すると思います。また覗きに来てください。嬉し涙を流します。報酬で餌のグレードが上がったので、家のうさぎも喜んでいます。今回も読んでいただきありがとうございました。

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