やはり、漫画は良い
あらすじもキャラもジャンルもカオスってると尚更良いのだ
タグはR15 残酷な描写あり 日常 冒険 異世界との狭間 職業もの 医者 知識チート 看護師 ちょっとコメディー
うん、あらすじとタグと作家の方向性を考えた結果、なんとなくわかった
ユーパン大陸にはいにしえから伝わる言い伝えがある
曰く「一生に一回、病気の時なおしてくれる建物にいけるよ」
ここは現実なのか、それとも異世界なのか
作家は、異世界転移の設定にこだわる人が多い
そのせいで異世界に行く設定を無理やり考えた結果、神様転生が生まれた
でも読者としては正直そんなの気にしてる人は少ない
よくわかんないけど異世界と繋がってるよ
異世界という設定そのものがガバガバだから、これで納得できるのだ
物語の形式は、一つのエピソードで解決していく医療漫画のような感じ
実際の病気、実際の治療法を、異世界の患者に施していくストーリー
昔の漫画のようなノリと構成なのだ!
最近の小説は最初に盛り上げるシーンを入れてから物語が始まる場合が多い
けど、漫画はそのエピソード毎の登場人物のシーンを入れて物語に突入する場合が多い、具体的に言うとスーパードクターK
序盤は知ってる異世界の種族ばかりだから
ややこしい設定でおめめがぐるぐるしないのだ
このストーリー構成は、漫画だと多いけど小説だと少ない
理由は簡単、舞台背景が毎エピソード変わる上に、作品の全体リズムがスローになりすぎて、物語が進ませにくいし、設定が増えすぎる
うむ、進むにつれておめめがぐるぐるしてくるのだ
エピソード毎に舞台背景がかわっても覚えきれないのだ
でもノリを軽くして、一度出した場所やキャラ達も再登場させたり
エピソードの最初に風景の絵を入れてるから「今回はこういう舞台背景ですよ」とストーリーをわかりやすくはしようとしてるのは良い
ただ、やっぱり
エピソード毎の登場人物や、舞台設定や、説明口調が覚えきれないのだ
漫画だったらイラストがあって覚えれると思うのだ
それがこの手法の問題
漫画なら良い、漫画なら絵でも説明出来るから説明は減らせる
けど小説だと設定をノリと勢いと描写でごまかすのにも限界がある
読み進めていったら、舞台背景とキャラ達が出揃ってきて
わかったようなきがするのだ、でもこのキャラどういう設定だったっけ…
長編だから、カルテ117あたりで読み終わらせて貰う
それで感想なのだけど…
文章のテンポも、医療の説明もわかりやすいし、キャラの性格も良いけど
全体ストーリーと設定が多すぎてわからないのだ
これが漫画なら読んで理解できると思う
けど、小説だとストーリーとキャラが設定の量で追いきれなくなってくる
エピソードのキャラが後のエピソードで動いて、また何かしらの病気が発生して、本多先生が現れてのテンポは良いのだ
けど1エピソードとしてはわかるけど、続き物の小説として見るとどんどんわからなくなってくるのだ
現代物なら舞台設定の情報量は減らせる
けれど、これは異世界物、物語の世界観を描写したいのはわかるが、舞台と設定とキャラの情報量が多すぎる
よくよく考えてみると最初の漫画も情報量がすさまじかったけど
絵と勢いがあって面白かったのだ
仮にあれを小説化したら、情報量が多すぎて私はきっと物語を追いきれない
今回はこんな感じでレビューを終わらせて貰う
大丈夫なのかこのレビューは
怒られないよう祈りながらもっていくのだ
怒られたら私は逃げる
怒られなかったのだ
コメント