私の友人が幼いころのお話。
私が住む地域は古い歴史があり、霊的な出来事などが信じられてきた地域です。
また、古いお城やお祈りの場所、洞窟など、今でも立ち寄ってはいけない場所が数多くあります。
戦時中や、現在も人々の信仰の場所とされているところなどがあり、一部は観光スポットとなってしまっているところもあります。
そんななか、私の友人は昔から霊的な力が強いと言っていました。
例えば特定の日に霊的な力が発生し、見えないものがみえたり、聞こえたり、特定の場所には足を踏み入れられなかったりということがありました。
私はそんな話を信じることなく、仲良く過ごしていました。
ある日、友人のお母さんから興味深い話を聞いたのでここでお話させていただきます。
友人がまだ5歳で小学校に入学前のお話。
家の前の道路で遊んでいるのを見たお母さんはそろそろ小学生か~などと考えながら家事をし、10分ぐらいして友人の様子を見に行くと遊んでいた道路に姿はなく、どうしたのだろうと思ったそうです。
しかし、近所は知り合いの多い地域。どこかのお宅にお邪魔しているのかしらなどと考えながら、家事の続きをしていたそうです。
しかし30分、1時間、2時間と時間が経っても帰ってこないことを不安に思い、近所を探し始めたそう。
しかしご近所さんに声をかけるも姿は見ていないとのこと。
心配になったお母さんは警察に捜索願を出して大掛かりで探したそうです。
姿が見えなくなって4時間後。
警察から見つかったとの連絡が。
友人はどこにいたと思いますか?
なんと私が住む地域でもっとも神聖な場所に一人でウロウロしていたそうです。
この場所は、私の住む地域の人ならだれでもわかる全国的にも有名な場所で、古い歴史があります。
何百年と私たち地域を支えてきた場所と言っても過言ではありません。そのため、何かしらの大きな力があるとされています。
たまたま通りがかった警察官に保護されてお母さんに連絡が入ったそう。
驚くことはこれだけではありません。
なんとその神聖な場所は友人の住むお家から30㎞以上も離れた場所なのです。
こんな場所まで誘拐犯が運び、置いていったのか・・・
それともなにか霊的な力で神隠しのような力で運ばれたのか・・・
真相はわからないまま現在も過ごしているとのこと。
当時の話を友人に聞くと、
「気が付いたらあの場所にいた」
とのこと。
この話を聞いた私はやはり私が住む地域には霊的な何かがあるのだと確信しました。
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