【総統の言いたい事言わせろ】野球の補強とは

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今回はエンジェルベル党総統です。

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~補強とは~

【著者エンジェルベル党総統Twitterより】

オフシーズン、野球ファンにとって大きな関心事の一つは補強だと思う。

では、そもそも補強とはなんだろうか。
補強とは書いて字の通り【強くするために補う事】である。

【強さをキープする為の人員補充】と捉えてもいいだろう。

支配下枠を埋めるために誰でもいいから選手を召喚すればいいというものでもない。
冷静に客観的に見ると、補強と称して

「それは補充ですよね」
「これは補修じゃないか」と言われるようなものも多い。

もちろんそれ自体は悪くない。

レギュラーはたった9人。
しかしペナントは143試合の長丁場。

そう考えると、ひとつの球団でその気になれば2チームくらい組める層が大事になってくる。
一部で支配下枠の数を拡大するべきという声もあるが、個人的にはあまり意味がないと思う。

たとえば最下位の球団が支配下枠だけど拡大した場合になにが起きるか。
それはぬるま湯体質の蔓延じゃないだろうか。

戦力としては正直言って構想外だけど2軍で試合組めなくなると困るから契約延長…

みたいな事は、選手本人には結構な話だろうが、純粋に野球チームのファンとして見ていると溜息ものであるのも悲しい事実。

支配下枠を広げて選手が安心してじっくりいられる環境といえば響きはいいけれど、 それはプロ野球界のサラリーマン化という懸念を感じる側面もある。

受験も選挙も結婚もそしてプロ野球選手になる事も、その夢を叶えたところがゴールなのではなく、スタートであるべき。

話が逸れました。

野球ファンと一括りにしても、そのファンの価値観は実にさまざま。

ドラフトから選手が育っていく姿を見届けるファンもいれば、勝ち負けを重要視するファン、助っ人を応援するファン、特定の選手を推してその選手中心に応援するファン、選手よりも球団経営を見ているファン、みんなでワイワイ現地で楽しみたいファン、SNSなどで皮肉やネタを言いたいファン…

などなど、「ファンとはこうあるべき」なんて話で答えを出すのは不可能だし、そこで答えを出そうと息巻いてる人こそが、ファン失格なのかもしれないと個人的には考えている。

しかしどんなファンでも求めているのが血の入れ替えと新鮮味と刺激だと思うので、オフシーズンに球団がすべき最大のファンサービスは、来シーズンこれは面白くなりそうだと思える補強を遂行していく事ではないだろうか。

以上の話を踏まえて、今年オフのDeNA補強は現時点でどうか。

その答えは皆さん一人一人が持っています。

そして球団として成功・不成功がハッキリするのは、シーズンが終わった時の順位なのです

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