【不思議体験】恐怖の予知能力

その日、わたしはあるパチンコホールでパチスロを打っていました。

1日打って1000円のプラスでした。
身も心も疲れ果て、肩はガチガチで昼飯も食べていないので腹も鳴っています。

まあ、負けなくてよかった、さあ、帰ろう。
と車を飛ばしました。自宅まで30分の距離です。

田舎道で、街灯もありません。
細い道があって、右も左も自衛隊基地の中の裏道なんですが、そこを走ると早く帰れます。

というかその道を通らないと15分は余計に時間がかかります。
しかし、その道は墓場の横も通るので23時ともなると、ちょっと怖いのです。

でも一瞬なので迷わず、その道へ入ろうと右折ウインカーをだしていました。
そのときでした、急に気分が悪くなったのです。

腹が減りすぎたせいなのか?
手が震えます、マニュアル車なのですが、クラッチを踏む左足も震えます。

そして悪寒、そう、ちょうど風邪を引いて寒気がするときの感じです。
ガタガタ震えました。

一瞬、胸の鼓動がを感じたのでこれはやばいかもしれない、心筋梗塞とかこんな感じなのか?でも痛くはない、ただただ寒い。

危険を感じて右折をやめて左側にある、コンビニの駐車場へ入りました。
ちょっととにかく休憩して様子をみます。

場合によっては救急車を呼ぶしかありません。
とても運転できる状態ではなかったのです。悪寒と、何か底知れない恐怖のような感情が支配しています。とにかく怖い、怖さで震えているような感じです。

しかし、駐車場に入ってとまったらすぐに落ち着きました。
あれ? やっぱり腹が減ってるだけか?

早く帰ろう、と駐車場から右折しようとした道へ走りました。
しかし、その道へ入るとまた悪寒がするのです。

これは何か予知かもしれないと思って、ゆっくり、そう20キロくらいの速度で走り、止まるところを探しました。すると後方の車にクラクション鳴らされ2,3台が追い抜いていきました。

わたしはそのままゆっくり制限速度40キロの道でしたが、30キロくらいで走行していました。
そこは長い直線道路なのですが、つきあたりをまた右折するのですが、右折したところの
広場にさっき追い抜かれた車が全てつかまっていました。

そうですスピード違反の取り締まりだったのです。

その直線道路ですが、みんな80キロくらいの速度で走っているわけで全員悪人で捕まってました。

わたしは難なくセーフで自宅まで帰ることができましたが、いつのまにか悪寒はすっかりなくなっていました。
何かがわたしに教えてくれたのでしょうか?



この記事はランサーズにて今までの人生で起きた不思議体験のエピソードで募集しました。

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