【不思議体験】白い蛇の持つ意味

私の実家は築40年以上の木造建築でいかにも田舎の屋敷と言う感じです。
そして、様々な言い伝えなどを守られていたこともあり私が子供であった昭和60年頃にこのお話が起こります。

皆さん、蛇と言えばどうしても気持ち悪いと思うのではないでしょうか。

私自身も田舎で育ったので様々な昆虫や動物と接してきましたがどうしても蛇だけはダメでした。
とは言いながら道路の真ん中に蛇が走っていることや、あらゆるところで蛇の脱皮する姿を見るなど嫌な思いをしたことがあります。

もちろん、家族も蛇に関してはあまり好意を抱いていなかったようです。

しかしながら、驚くべき出来事が起こりました。それも私が当時2度も続けて見たお話です。

当時60歳を超えた祖母と自宅でゆっくりしていた頃、私が2階に上る階段を眺めたときにその驚きの風景が出てきました。

なんと、白い蛇そして目が真っ赤な蛇が階段をするすると上がろうとしているのです。

最初に出会ったのは私1人の時でしたがなんとその赤い目をした蛇と目が合いました。

一瞬、私は動くことができなくなり、どうしようか迷いました。
しかしながら不思議なことに蛇をいつも眺めていたような怖さを感じる事はなく神々しさを感じたのも確かなことです。

一段落置いて祖母を呼びました。もともと祖母は蛇どころか動物がすべて苦手だったのですが、その蛇を眺めるやいなや拝みだしたのです。

そして私にも同じように眺めるように諭しました。

この蛇は家の守り神で出会えた事は今年非常に幸運なことが起こる前兆だからきちんと目に焼き付けておきなさい。
そしてきちんと家の守り神として崇め奉ることが重要だと言うわけです。

まさかと言う出来事でしたが、祖母に言われて納得できたのは1つ。

苦手だった蛇と対峙した時、さらに赤い目に見つめられたときに不思議と恐怖を感じなかったのはこういうことなのだと感じました。

そして、私自身その1ヵ月後にまた同じような出来事に出会います。

その時は家で1人で留守番をしている時でした。

同じように階段の下でうろうろしているとまた、白い蛇が階段を登ろうとしています。

この時は自分自身が固まることなく、祖母の教えに従って自然と白い蛇に対して尊敬の念、そして崇め奉る思いを持って見つめることができました。

実際にはこの蛇と出会うことができたのは10年後の家内と結婚をしてから初めて里帰りをしたタイミングになります。

本当に不思議な話ですが、まさしく幸運をもたらす白い蛇であると言うことを今では信じていますが、それ以降20年以上出会えていません。