コロナ禍、いわゆる新型コロナウイルスの感染症が、世界中に広がり始めてもう2年になりますね。
この2年間で、私の生活もいくらか変わりました。その例を、いくつかあげて行くことにします。その前に自己紹介をしておきます。私は既婚で40代、子供なしで夫婦ともども仕事をしています。
多くの人に共通することだと思いますが、流行が始まってから普通に通勤が出来なくなりました。
私はもともと週2回ほどしか通勤しておらず、毎日通勤している人に比べると、そこまでの変化はなかったのですが、それでも、ああ今週は会社に行かなくていいんだな、というか、行けないんだなと思ったことがあります。
オンライン会議的なものはありませんでしたが、在宅で情報を受け取るため、電話やFAXの使用回数が増えました。
その代わり、いわゆるおうち時間が増えました。
このため、家のことをしながら仕事を片付けて行くスキルを身に着けました。
以前から、出勤しない日はそうだったのですが、それがほぼ毎日のことになり、なるほど在宅で仕事をするというのは、こういうものなのかと改めて感じました、この時間を利用して、ハンドメイドの面白さも覚えましたし、それはそれでプラスになりました。
またリビングに座っている時間が長いため、自然にインテリアにも目が行くようになりました。
壁紙を長いこと変えていなかったなとか、コロナ禍が収まったら、思い切って夫と相談して、リフォームしようかなとかとも考えています。
それから出前とかテークアウトをすることも多くなりました。今まで外食をかなりしていたし、家で何かを取って食べるのはちょっと抵抗があったのですが、慣れてくるとこれもいいものだなと思いました。
もちろん、コロナ禍によるデメリットもありました。
出前を取ったり、テークアウトが多くなったりした反面、レストランやカフェに行く回数は減りますし、飲食店も緊急事態宣言などで採算が取れず、行きつけの店で閉店した所が3つもありました。
やはりそういうのは寂しいものです。特に感染対策もきちんとしていた店が、閉店になってしまうのはかなり残念でした。
当然ですが、人出も減ってしまいます。
コロナ禍でほとんど出勤しなくなっても、たまに会社に足を運ぶことがありましたが、街の中は閑散とした状態でした。ちょっとわびしい感じだなと思ったこともあります。
上司や同僚と久々に会っても、話題は仕事をのぞけば、このコロナ禍での生活の変化が中心になっていました。
そして、何と言ってもうがいと消毒の回数が増えました。
私は昔から、外から帰ったらうがいをしていたのですが、それをさらに徹底するようになりました。うがい薬、消毒薬なども色々試してみたりもしました。
もちろんマスクもです。
流行し始めは使い捨てのを主に利用していましたが、すぐなくなってしまうし、一番マスクが品薄の頃でしたから、友達が作ったのを譲ってもらったり、アパレルメーカーのを利用したりもしました。
それから、通販で買った商品が届くのが遅くなりました。
特に海外からの物は、飛行機の便数が少なくなっていることもあって、届くまでにかなりの日数を必要としました。このためキャンセルしたことも何度かあります。
また楽しみにしていたスポーツ観戦が、無観客になってしまったこともあります。
単に自分がウイルス感染するかしないか、そういう問題だけではなくて、一見関係なさそうな部分にまで、様々な影響が出ているのを実感しました。
もちろん、友人ともなかなか会うことができません。
近くに住んでいる人であればともかく、遠方に住んでいる人の場合は、やはり遠出することのリスクもありますし、複数の人と会うのなら、密状態を避けなければなりませんので、難しいところだなと思っています。
私の場合、今のところ親戚や知人に感染者はいません。
その意味で感染の影響は、今ひとつぴんと来ないのかもしれません。
ただそういう私でも、コロナ禍の影響が色々と押し寄せているのは理解できますし、早くこの状況が改善されてほしいとも思います。ただこればかりは、個人が望むようにはなかなか行かないのでしょう。
ワクチンももちろん接種済みです。最初はそうではなかったのですが、2回目の副反応は強めでした。実際に感染したら、このような感じになるのもしれません。
夫との会話でも、コロナ禍に関することがいくらか増えました。
それでも日本はまだ感染者が少ない方ですが、今後どうなるかはまだ不透明です。
この先、仕事を変えたりやめたりしなければならないとも限りません。
そのようなことに極力ならないように、自分たちができる範囲で予防して行くしかないのだろうなと考えています。
ただもし今大地震とか大災害が起こったら、どのような行動を取るべきかも気になります。
避難所には行くべきだと思いますが、感染も心配です。
できれば起こってほしくないのですが、これもまた個人の希望だけではどうすることもできません。
思いがけず流行が始まり、いまだ退散してくれないこのコロナ禍は、私たちの暮らしに様々な問題を投げかけています。
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