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僕の幼馴染は銀河皇帝
出典: ニセ百科事典『カクーペディア(kakupedia)』
『僕の幼馴染は銀河皇帝』は2018年に発行されたリンクス高橋の小説、およびそれを原作とした漫画、映画作品である。
朝迎えに来る幼なじみの背後に、巨大な星間攻撃用空母が浮かぶオープニング映像で有名。[1]
第72回「日本SFラノベ大賞」候補作にあげられたが、惜しくも受賞を逃した。
あらすじ
主人公・高峰悠斗はある日突然、自分の婚約者が地球の覇権を狙う異星人[2]だと知らされる。
その事実に戸惑いながらも、ヒロインたちとともに戦うことを決意するのだが……!?
概要
著者曰く「SF×青春」のラブコメ作品。恋愛要素もありますが基本コメディなので気軽に読めると若い世代に人気がある。
また日本の伝統的なレトロな街並み[3]の描写についての評価が高く、映画化の際には海外の特撮ファンからも高く評価された。
登場人物
詳細は「僕の幼馴染は銀河皇帝の登場人物」を参照
■高峰悠斗(たかみね ゆうと)
本作品の主人公。
地球を侵略しようとする異星からの使者と戦うために作られた特務機関”ナイトワン”に所属するエージェント兼パイロット。年齢は17歳だが、見た目や精神年齢はかなり幼い。
■瀬名雫乃(せな しずくの)
主人公の幼馴染で婚約者であり、ナイトワンのパイロットでもある少女。
普段はクールな性格をしているものの、実は極度の寂しがり屋だったり甘えん坊という一面もある。
■東雲春華(しののめ はるか)
主人公の後輩オペレーター。
明るく優しい性格をしており、誰に対しても分け隔てなく接する天使のような女の子。
■篠宮可憐(しのみやかれん)
ナイトワンの整備士。
メカニックとしての腕はもちろんのこと、料理の腕前にも定評がある。
■南原美鈴(みなみはらみすず)
主人公の上司にして上官。
厳しい人ではあるものの、部下想いの良い人である。
■天河優人(あまかわゆうと)
主人公の親友であり悪友。
ノリが良く楽しいことが大好き。
映画版
詳細は『僕の幼馴染は銀河皇帝 (映画)』を参照。
映画版『僕の幼馴染は銀河皇帝』は2020年12月24日に公開。ヒロイン瀬奈の誕生日に合わせて公開された。
監督はアニメでシリーズディレクターを務めた大沼心田氏。
主演高峰悠斗役は山上大輝。
ストーリー
主人公・高峰悠斗はある日突然、自分の婚約者が地球の覇権を狙う異星人だと知らされる。
その事実に戸惑いながらも、ヒロインたちとともに戦うことを決意する。
しかしそんな中、地球に新たな脅威が迫っていた―――。
地球の覇権を狙う異星人から地球を守るために戦う特務機関”ナイトワン”に所属する少年、高峰悠斗のもとに届いたのは、ある任務の依頼だった。
それは、幼馴染の瀬名雫乃と共にとある惑星の調査に向かうというものだ。
だが現地に到着し、調査を開始した直後、謎の怪獣[4]が出現。
ナイトワンの戦闘機と瀬名が乗る戦艦が交戦を開始するが、瀬奈が怪獣に踏みつぶされてしまう。
絶叫して攻撃をくり返す高峰だったが、目の前で突然眩しい光線がスパークする。
気がつけば、自宅で寝ていた高峰。
一体何が起きたのかと思っているうちに、瀬奈がいつも通りに朝の迎えに来た。
ただいつもと違うのは、彼女の背後に巨大な宇宙空母が浮かんでいること。
半透明のその巨大空母を背負った彼女は、爽やかに告げた。
「ごめんね悠斗。実はあたし、銀河皇帝なの」
わけもわからず呆然とする悠斗だが、世間からは悠斗も瀬奈の一味だと思われて攻撃を受ける。[5]
そんななかで悠斗の味方をしてくれるのは、他の五人のヒロインたちだった。[6]
彼女たちの協力もあって、なんとか窮地を脱した高峰たち。
自分たちが所属していたナイトワンを逆に吸収して[7]、自分たちの組織に作り替える。
改めて状況を整理してみれば、どうやら悠斗たちが戦っていた相手こそが、この世界を脅かしている異星生命体らしいことがわかる。
それどころか、銀河皇帝の瀬名を傀儡として操り、裏から宇宙征服をねらっているらしい。
地球とは平和的に交渉したい[8]と言う瀬名の願いを聞き入れて、悠斗は彼女に全面的に味方することになる。
こうして、銀河皇帝となった瀬名と、ナイトワンの代表になった高峰の戦いが始まる。果たして彼らは地球を守ることができるのか? そして、瀬名の真意とは……。[9]
用語解説
■ナイトワン
高峰たちが所属する対異星生命体用の特殊機関。正式名称は『Night-Ones of the Netherworld』
異星からの侵略者に対抗するために日本政府が設立した秘密組織。
表向きには国連所属の特殊部隊とされているが、その正体は謎に包まれている。
■テラバロス
瀬名の生まれた異星。
地球侵略の目的は、地球人の持つ技術力を奪うこと。
■レイダーシップ
宇宙を航行する船の総称。
全長数千キロにも及ぶ巨大なものや小型艇など種類は多い。
■スターゲート
テラバロスに存在する移動型超空間通路の名称。
宇宙船などの乗り物だけでなく、通信機器なども通過できる。
■星間厨房『BENTO-YA』
篠宮がメカニックの仕事のかたわらで働くレストラン。
名物料理は肉厚ハンバーグと特製デミグラスソース。
店名の由来は、オーナーシェフである篠宮本人の名前からきている。
■天河家
主人公の実家。北海道恵庭市にある豪邸。
作中に登場するメインの建物は2階建てで洋風建築。
敷地面積は100坪以上あり、屋敷内にはプールまである。
■白銀荘
主人公たちが住むアパートのこと。
築30年を超える木造二階建ての建物で外観はボロい。
一階に6部屋、二階に5部屋の計12室が並ぶ。
1Kの間取りがほとんどの学生寮の中で、1LDKの部屋がある唯一の物件でもある。
また、家賃は月額4万円と破格。[10]
ただし食事は出ないため自炊必須である。
■ギガバロス
瀬名が治める国家。
首都は惑星ネバーランド(通称:ニートの星)。
銀河帝国の本部は、衛星軌道上にある
巨大要塞”メガキャッスル・オブ・ザ・ギャラクシー“(通称MOC)。
■リンクス高橋の自宅
北海道恵庭市の郊外に建つ一軒家。
作中で高峰が瀬名の正体を知った場所。
■海坊主の館
北海道千歳市郊外の山奥に立つ廃屋。
かつて瀬名の父・高峰健吾が所有していた別荘だったが、現在はその所有権が瀬名に引き継がれている。
制作小ネタ
・当初は単発深夜帯アニメで放送されていたが、SNSの口コミで評価が広がり、一年後にはゲームが発売された。[11]
・二期放送前に、原作小説の一巻とコミカライズ版コミックの二冊が発売され、いずれも大ヒットを記録した。
・三期放送前の段階で既に累計部数は200万部[12]を突破しており、現時点ではアニメ化が期待されている作品の一つ。
・四期の製作が決定しているほか、続編は劇場版での公開も予定されている。
・高峰悠斗役の山上氏と、幼なじみ兼婚約者・瀬名雫乃役の南強羅(みなみごうら)さんは、実際に生まれた時から5歳まで近所に住んでいた幼なじみである。
・テラバロス星の本拠地としてロケ現場になったのは、原作者のリンクス高橋の自宅。[13]
・リンクス高橋のTwitterアカウントでは、本作に登場するキャラクターのラフ画が公開されたこともある。
・リンクス高橋の出身地である北海道恵庭市には、本作の聖地巡礼を行うファンも多く訪れるようになった。
・劇中に登場した高峰の愛機であるナイトワン専用機の名前は、高峰が子供の頃に遊んでいたボードゲームから。
・瀬名の旗艦である巨艦の名は、瀬名と悠斗が通っていた幼稚園から。
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