【架空本wiki】子育てしない反出生主義の男どもへ

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子育てしない反出生主義の男どもへ

出典: ニセ百科事典『カクーペディア(kakupedia)』

子育てしない反出生主義の男どもへ(Kosodate shinai han shussei shugi no otoko-domo e)とは、作者自身のkakutter上で発表された意見をまとめた本である。

#kakutterトレンド大賞10月1週目部門では1位にランクインされ、最多リプライ賞を受賞した。

概要[編集]

20年くらい前から問題となっている、男女による家事育児に関すること、SNS上で子供を育てている女性のつぶやきに「なんで生んだの?」「産んだのはお前だろ」「育て方に問題があるんじゃないの?」等といったリプライを飛ばしまくる男に対して言及した内容です。[1]

これを作者は、反出生主義の男と定義し、次のような指摘をしています。

さらに、男女格差による貧困問題10代の母親責任を取らない男等、今の社会が抱えている問題提起をしています。[2]

「子供部屋おじさん」「一生童貞をこじらせた男」「婚活で負けばかり引く50代の貧困男」のいような社会的な弱者が、反出生主義になりつつあるといった言及に鋭さを感じました。

反出生主義とは[編集]

ちなみに、反出生主義とは、簡単に説明すると、すべての人間が生まれてくるべきではなかった、という考え方です。[3]

自殺を推奨するものではなく、すべての人間が不幸になる可能性があるなら、生まれるべきではないということです。[4]

これに関して作者は、これを主張するならば、性交渉できず、一生童貞であるべきだと語っています。

なぜなら、一回の性交渉で生まれてしまう不幸な存在を、考えるべき、そのような責任はあるべきだと主張しています。[5]

ただ、これを主張し始めた時期により、変わるともいっていました。

反出生主義は、少数派ゆえに知るきっかけがなく、歳を重ねてから、40代や50代になって、やっと知ったという経緯がある事例があるようです。[6]

これを主張している人の特徴として、未だに親に依存し、実家から出ないが、仕事はしているような男、単純に結婚できない男であると指摘しています。

こういう人たちの共通点は、育児に関わったことがないという点です。または、自分の子どもがいない点とも言い換えられます。[7]

そのため、SNS上で子供を育てている女性のつぶやきに、過剰反応を示し、攻撃や反発を繰り返すと考察していて、これはなぜかというと、自分がまだ未熟であることを母親のせいにして、その反動として、今の育児をしている人を叩くという行為に走ってしまう、自己の存在意味を見いだせていない遅すぎた反抗期の男たちと作者は語っています。[8]

発生原因[編集]

自分が何故、この世界に生まれてしまったのか、それを子育てしている女性に問いかけているとも言っています。

こういう人達は、恋愛弱者とも言われ、一生孤独なまま孤独死をするとも言われていて、自分の子どもには孤独死してほしくないという母親の同調圧力により、女性をさらに嫌いになり、女性をSNS上で叩いたり[9]、反社会的な行動を取る無責任な男にしているのだそうです。[10]

この背景には、父親不在の子育てワンオペ育児、さらにはシングルマザーに育てられた等、男女による育児分配に問題があり、責任のない男が、母親の同調圧力から逃げる避難所にもならず、見向きもされなかった真面目な男の子が、可哀想な悲劇にあっているようです。

その他[編集]

男女の脳による違いなのかもしれませんが、これには、私も共感する点があります。

私の母親は「こうしなさい、ああしなさい、みんなと一緒のことをしなさい」と私のことはどうでもいい、私は母親の自慢話のための存在だと思っていました。[11]

このことで母親とは、当時、大ゲンカを繰り返し、家出を何回も繰り返していました。
後々思い返すと、私のことを心配して、そういうことを言っていて、とても感謝しきれないのですが。

私の家出を解決してくれたのが、父親です。
父親から18歳になったら家を出て行ってもいいと、金銭的な援助[12]をしてもらいました。

もちろん、母親にも心配をかけたと思います。

こういう思春期の反抗がなければ、私は外の世界に出られなかったと痛感しました。

父親は割と放任主義的なところもあり、運動会合唱絵画のコンクール等の学校行事には参加してくれなかったし、生活のリズムもあわず、顔を合わせる機会もほとんどなかったと思います。

すべての家事は母親がやっていました。

父親も深夜に帰ってくるのが、当然でしたし、それが当たり前だと感じていました。
SNSで育児のつぶやきを見てみると、そうではない人がいたり、全く育児家事をしてくれない夫の愚痴が書かれていて、母親も大変だったんだなぁ、ここまで育ててくれてありがとうと心から感謝でいっぱいになりました。

ただ、こういう育児の愚痴のリプライに、「なんで産んだの?」みたいなコメントが付けられていると本当に悲しくなります。

しかし、こういう人は父親不在の育児によって生み出された、未成熟な人達だと思うと、哀れに感じました。情報リテラシーがないのも、情弱な女性によってしか育てられてこなかった人と推測すれば、納得がいきます。

この本で言及されていましたが、昭和の時代はまだ日本が裕福で、結婚するのが当たり前だったが、今は多様化という名前をかぶった貧困が、結婚を贅沢なものにしているというのは、本当だと思います。[13]

多様化社会の歪みが、こういった形で生み出されていると思うと複雑な気分になりました。


この記事はランサーズにて存在しない架空の本や映像についてのまとめ記事で募集しました。

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