【RTした人の小説を読みに行く】警視庁裏世界ファイル～暗躍抹消課に所属する俺達は、図抜けた暴力で未知の怪異に立ち向かう～【5回目】

～♪
今年から無料化したPUBGで不意打ちをするのは楽しいのだ

不意打ちするよりされてる方が多く見えるのだけど…

うるさいのだ！
100人もいるんだから不意打ちぐらいされて当然なのだ！

あーっ！死んだのだ！

死んだわね

一息付いたわね、ならば本を読みましょう

いやあの、ここ２日でめっちゃ本読んでるから、ゲームで気晴らしがしたいかなーって…

本読めば気晴らしできるわよ
趣味にも使え、気晴らしにも使え、読書にも使える、それが本よ

うー…仕方がない、募集するのだ…

#RTした人の小説を読みに行くと、おっ流石に昼間だから反応が早いのだ

前回は快傑令嬢、あなたの恋に参上いたします！だったわね
さて今回のジャンルは…

あれ？この作者さんって…昨日の

憧れの美人女性警官の身体になった天才柔道家の少年は、廃墟と化した日本の隔離地方都市でバイオハザードに立ち向かうの作者さんなのだ

別に同作者を禁じてたりはしてないから問題無いわよ

それに作者さん曰く最高傑作らしいわよ

最高傑作！

そう言われると読まざるおえないのだ…

さて、今回の作品のテーマは作者さんが言ってるように

バトルホラーよ

時は現代！

警察官の初見隆成は、猟奇殺人が起きている謎の村へ潜入することになった！

しかし待ち受けていたのは人間だけど人間じゃない、少女だけど少女じゃない化け物が待ち受ける地獄だった！

特異体質の主人公に、アクセル全開のヒロイン、不死身の相棒による

謎の村への潜入ストーリー

最初は主人公と謎の何かに怯えている村人だけによる舞台説明なのが良いわね

うむ、物語がどこから解決して行き、どう動くのかが期待できるのだ

いきなり舞台背景を100を説明するのも良いが、徐々に謎が解決していくほうがホラーとして好みなのだ

ホラーの醍醐味は謎よ

その手札をどう調理していくかが作者によって違うからどの作品でも楽しめる

少し種明かしがあったと思えば、謎が増える、しかし謎の手札が加わる

謎が解けそうになったと思ったら、証拠隠滅されてしまう。
けど隠滅された中から些細な証拠が見つかる、うむ盛り上がってきたぞ

個人的な事を言うなら

人の命が軽すぎて、最初の謎の死がぼやける所かしら

舞台のスケールが広げたいならありなんだけど、無理に広げるとぼやけるわ

私は好きだぞ！

謎が謎を呼び、謎の共闘！少しずつ少しずつ解決しては増えていく謎！

徐々に広がっていく物語のスケール！謎の相手の目的は一体なんなのか！

小さな村の謎と思って読んでたら、日本規模の話になったりするのって

スケールが変わりすぎて、どうにも慣れないのよ…

戦闘シーンは作者さんが言う通り上手いし面白いぞ！

謎の相手との戦闘はワクワクするのだ！

あと主人公の交渉シーンが筋肉式すぎる

場面を動かしたいのはわかるけれど、もうちょっと何か入れて欲しい
いやでも、主人公の性格と行動は一貫してるから思慮深く動いたら逆にダメなのかしら…？

ふふふ、暴力と暴力と暴力で進める筋肉式交渉術は無敵なのだ

さて、読み終わったのだ！

作者さんが1作を10万文字前後にしてるのは、文庫本の字数が10万文字前後やコンテストが10万文字前後が多いかららしい

それを踏まえて感想を言うなら、この作品はプロが出す文庫本レベルにまとめてる

うむ、伏線や物語の風呂敷をたたみきってるし、文章も戦闘シーンも上手いのだ！話をきっちり一冊にまとめてきているのだ！

キャラも個性的で印象に残り、敵との関係や戦いのシーンもきっちりまとめてるし、エピローグも登場人物達の今後が想像できて良い終わり方よ

でも…最終盤が急すぎる

あー…うん、ここはもうちょっと綺麗にまとめてよかった気はするのだ

終盤は良い、けど最終盤が
続編とかで一冊書けるかなって題材を一話に詰め込んだ感じになってしまって

作品の余韻を楽しむかなって場面からの急展開のせいでなんかもやもやする

やはり作品の終盤はのんびり余韻を楽しみたいのだ

ペースが乱高下するのは苦手なのだ

この辺りは趣味によるかもしれないけど、今回はこんなかんじかしら

よし、作者さんにレビューを見せてくるのだ！

怒られないよう祈っておくのだ

怒られなかったのだ！