【コロナ禍体験談】子供にとってのコロナ

私は30代の専業主婦です。
私には小学生の息子と幼稚園児の娘がいます。

コロナが流行りだした2年前に息子が幼稚園を卒園し、小学校に入学しました。

しかし、入学する少し前に風邪を引き咳が残っていたので入学式には参加できませんでした。
コロナがなければ多少咳が残っているくらいならきっと入学式に参加できたと思います。

コロナが流行ってしまったせいで息子の入学式は親と門の前で写真を撮るだけという寂しい式になってしまいました。

そして入学してすぐに緊急事態宣言になってしまいました。
すぐに息子の小学校でも臨時休校になってしまって自宅でプリント学習が始まりました。

そして学習を終えれば外で遊ばせたりしたのですが、まだコロナがどういうものなのか分からなかった時なので外にでても公園などで遊ばせられず、近所の周りを散歩するだけの日が多かったです。

毎日プリント学習をしたり時間をずらした登校をしたりと学校の先生も精一杯の工夫をしてくれました。

緊急事態宣言が解除されてようやく学校に行けるようになったと思ったときには、すぐ夏休みに入ってしまっていました。

夏休みに入る前の学校生活はとても大変そうでした。
毎日顔を真っ赤にしながらマスクをして帰ってくる息子を見ると胸が締め付けられる思いでした。

しかし、世間では「飲食店のお酒が」とか「マスクをしない人」などどうにでもなるような内容のニュースが多かったです。
それらを観て内心「子供がこんなに頑張ってるのに何で身勝手な大人たちなんだろう…。」と辛く悲しい気持ちになってしまいました。

子供がいる親だからこそ子供の現状が痛いほどわかったんです。
大人の都合ばかりのルールに子供は振り回されて可哀想でした。

ゴールデンウィークも、お盆休みも、年末年始も子供は我慢してきました。
せっかくの休みなのに遠出もできず、伸び伸びと遊べませんでした。

しかし大人は音楽フェス、コミケなどやりたい放題です。
経済をまわさなければいけないことも分かっています。
だからこそもう少し、いいやり方があったように感じました。

子供たちにとっての1年は大人よりも重いものです。
そして、もう失われた2年は返ってきません。
だからこそ親が工夫して今までできていた事を代わりにやってあげられたらと思います。

我が家では去年、家の中でお祭りごっこをしたり、家の中で映画館ごっこしたり、プールをしたりしました。

しかし、親がいろんなことをやらせてあげたくても今は共働きのご家庭が多く、やらせてあげたくても疲れてそれどころじゃない方もいると思います。
そんなときはご近所さんとの親密度を上げておくと楽になると思います。

実際に私は家の周りに息子のお友達が住んでいてご家族とも仲良しです。
今また新型コロナが流行ってきてますが、特別なことをしなくても近所のお友達家族と遊ぶだけでも子供にとっては特別な思い出になるようです。

この2年で我が家でやったことと言えば、息子のいとこ家族とバーベキューに行ったり、友達のお家で遊んだり、映画館ごっこしたり、お祭りしたり、魚釣りに行ったりしました。
手の込んだことができなくても、お休みの日にお子さんと一緒にお菓子作りも楽しいと思います。

私も実際子供とお菓子の家のキットを買ってお菓子作りをしました。
作った後にバラバラにしながらおいしいと食べていました。

これだけのことをしてあげられたのも私が専業主婦だからだったと思います。
働いているお母さんは難しいと思います。

全ての事は出来ないと思いますが、せめてお子さんとゆっくり過ごしたり、静かな部屋でお子さんの話を聞いたりとスキンシップを多くとれると心が安定するかなと思いました。

そう思った出来事が、息子のお友達のお家が共働き家庭です。
いつも学童にいるのですが、休みの日になると私たちの家に来てずっと遊んで中々帰ろうとしません。
そんな姿を見ていると「やっぱりご両親忙しいのかな…。」と思ってしまいます。

実際に私の子供もコロナ禍になってから前より荒れた感じの態度になったり、お友達に影響されたのか言い方が乱暴になったりしたことがありました。
そんなときはお風呂に入る時間や夜寝る時間を少し早めて、布団に向かいました。

そして暗い部屋で子供が寝付くまで家の中での出来事や学校の出来事を話したり、ゲームの話をしたりしてスキンシップを多く取りました。
ゲームの話をすると眠くなりにくいみたいでずっと話していたりしました。

コロナ禍前より、多く話を聞いたり会話を意識して取り入れるようにしました。

家庭の事情でお子さんにかまってられない、お仕事を優先しなければならない方もいると思います。
そういった方はお仕事を優先しつつ、お子さんとのコミュニケーションを意識して取ってあげられるといいと思いました。

まだまだコロナは収束しそうにありません。

映画館ごっこ、キャンプ、お祭りごっこ、プール、釣りに行くなど今年も自分たちの力でできる範囲で思い出作りに頑張ってみたいと思います。

この記事はランサーズにてコロナに関するエピソードで募集しました。

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