私がまだ学生だった頃の話ですが、ある夏の日の夜にすごく汗をかいて帰ってきて、お風呂に入りたくて仕方なかったのですがすごく面倒くさかったのでどうしようか迷っていたんです。
時間も結構深くて確か24時を回っていた記憶があるのでもうそんな時間に入るのが億劫で仕方ないときってあるじゃないですか。
で悩んだ結果、お風呂に入りました。いつも洗面所のラジオを聴きながら入っていてその日も同じように入ったんです。
ちょうどある芸能人のトーク番組がやっていたので話を聞きつつシャワーを浴びて身体を洗い、顔を洗ってそこまではいつもと変わらなかったんですけど、その後に髪を洗う時に突然、声が消えたんです。
ラジオの電源が落ちたのです、一瞬ビクってなって慌てて風呂場から出ました。
当時は家族と暮らしていたのですが誰かがラジオを消した気配もなければ、洗面所に入った気配すら感じません。
洗面所のドアを開けて家中を見ても明かりすら点いてなくてみんな寝ています、コンセントも抜けてません。
こんなことは初めてだったのでものすごく怖かったのですが気を取り直してラジオを付け、もう一度髪を洗って風呂に浸かっているとまた電源が落ちたのです。
何が原因かは結局わからないままでしたがそれがあったのがそれっきりなのであれはなんだったのだろうと今でも思っています。オカルト的な現象だったのでしょうか。
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