【コロナ禍体験談】濃厚接触者になったボク

ボクはコールセンターで仕事をしています。
マスク着用はもちろん。1人1台のデスク&PCがあり、しっかりセパレートされているので、コロナの感染予防対策はバッチリです。

ある日、退社の19:00まであと10分というところで、局長に呼び出されました。
何かしてしまったかと思い、慌てていくと、

『今からすぐ帰る準備してくれ。あと、明日から3日間は自宅待機で頼む。』
これを言われた瞬間に、ハッ!としました。

所内でコロナ陽性者が出たんです。
しかもその人は、いつもボクの隣にいる人でいた。

会社からは、一応、会社基準の濃厚接触者という類になるとのことでした。

ボクは、まさかの事態に驚きを隠せません。
家には、妻と2歳の息子がいるからです。

1LDKの部屋で3人暮らしなんで、ボクだけを隔離する部屋もありません。
帰り道に妻に必死に電話したのを今でも覚えてます。

とはいえ、まだ感染が確定したわけでもありません。
自分の体調に特に変化はないですし、味覚も嗅覚にもこれといって異常を感じません。
とにかく明日は、家でゆっくり様子をみようと決めました。

そして、家に帰ったら、妻が何やら忙しそう。
どしたの?と聞くと、職場に連絡して出勤をどうするか相談している。とのこと。

そうなんです。家族が濃厚接触者になっても会社は対応を考えないといけないんです。
感染する前に防衛線を張らないと、会社はやっていけません。

そこで妻もボクと一緒に、一旦待機としてお休みになりました。

でも、ここで浮かんだのは給料のことです。

この自宅待機ってのは給料はどうなるんだろう?
妻は正社員だけど、ボクは派遣社員の時給制だから何も補償的なものはないんだろうか?

かなり不安になりましたが、そこは派遣会社から『休業手当』というのが出るとのことでした。

ざっくりではありますがその補償内容は、過去3ヶ月の平均日給の60%分×自宅待機日数が支払われる。というものです。

まぁ、無いよりはマシだな。と思いつつホッとしました。

そして待機の最終日はきました。
特に体調の変化もありません。
が、やっぱり不安は消えません。
なので待機最終日にボクはPCR検査を受けに行くことにしました。

受けれるかどうか、検査センターに聞くと、
ボクの会社の濃厚接触の基準とは少し違って、ボクと妻はまだ検査ができる人間だったようです。

検査して、その日の夜に結果は出ました。
ボクも妻も『陰性』でした。

会社は念のためということで、自宅待機の日数が3日から6日になったものの、
今は問題なく働けています。

濃厚接触者というのも、なかなか辛いものです。
結果陰性だったとしても、1人に疑いがかかれば、そこから枝分かれが始まって、
芋づる式に危険者がふえていきます。

なかなか防ぐのは難しいですが、これからも万全を期してしっかり予防対策をしていきます。また、家族がおられる方は特に意識した方がいいなぁ。と改めて感じました。

この記事はランサーズにてコロナに関するエピソードで募集しました。

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