【コロナ禍体験談】コロナの脅威

人生でこんなことに巻き込まれるなんて思いもしませんでした。

2020年1月にはじめて日本でコロナの感染者が出たというニュースを聞き、それまで聞いていた「中国武漢で感染症が流行っており死者が出ている」というものは他人事ではなくなりました。

一体何がきっかけでこれだけの感染力を持つウイルスが地球上に広まったのか、未だ分かってはいませんが研究者たちは粘り強く解明しようとしています。

「ステイホーム」という言葉が当たり前になって、いかにおうち時間を楽しく過ごすかに力を入れるようになり様々な商品も生まれました。

しかし、一体いつまでこんな時間をすごせばいいのかとふと不安になることがあります。
更に今回の事で、輸入に頼っている日本がこのような緊急事態に陥った時いかに弱いかを知る機会となりました。

私自身は田舎に住んでいるので、一日中窓を開け放って暮らしているので近しい人では感染者が出たという話は聞いていません。

しかし、友人の職場では感染し後遺症に悩む人がいたり、仕事も時間差勤務になり、家で過ごす時間が極端に増え喧嘩となり、なかなかこの状況には馴染めない人も多いです。

コロナ離婚という言葉が出てきたのも悲しいですし、自殺者も増加、仕事がなく明日食べるものにも困るという事態に陥っている人がたくさんいます。

感染後の後遺症の怖さもしっかりと認識しなければいけません。今思うと、コロナ前の世界はとても自由で気楽な世界だったのだと感じます。

日本人の半数以上が白血球の型でHLA-A24という免疫細胞があるそうです。

これにより、コロナウイルスの細胞を攻撃するという実験結果が出たそうで、日本人に死者が少ないという理由がここにあるようです。
これはわたしたち日本人からするとプラスなことですが、脅威にさらされていることには変わりありません。

一方、ガスや電気、水道などの文化を持たない部族にもコロナ感染者が出ており、「感染」という意味が理解できない人たちが悲しい最期を迎えているということも知りました。

目に見えないウイルスはこの先、一体何度変異を繰り返すのか。ワクチン接種や薬ができたから安心かというとそういうわけでもありません。

元の世界にはもう戻れないという事が分かった今、これからの未来をどう生きていくかを一生懸命に考えて行動しなければなりません。

このまま暮らしの安定を求めて生きていく人もいるでしょうし、こんな世の中になったならもっと生きがいを見つけて自由に生活したいと移住した人もいます。一度の人生です、全員が自由なはずです。

第一波の感染では何が原因なのかを究明するために武漢に立ち入ろうとした専門家たちを中国は拒みました。

拒むという事は認めたということなのか、恐れていることがあるのか、時間が経てばみんな忘れてくれるだろうと思っているのか、今の状況が落ち着いた時亡くなった人はどう感じるのでしょうか。

本当に辛い思いをしていて心が痛みます。どの人が悪いということではなく、今後同じ過ちを繰り返さないようにするため、きちんと発生源は何なのか正体を知る必要があると思います。

当初、コウモリやセンザンコウからウイルスが広がったとされていました。

しかし現在も明確な事は分かっておらず、変異していくコロナウイルスに翻弄され人々は皆、感染予防に精一杯です。

そしてこのウイルス発生源に関してアメリカは中国政府に情報提供を求めていますが、中国側はこの調査を政治問題化することに反対していて、新たな米中対立の原因となっています。

現在では武漢の市場は高い壁が出来ており閉鎖されたままだということです。

中国では初め、人から人への感染はないという事を言われていたそうですがとんでもないことでした。

多くの人が感染し亡くなりました。父親を亡くした息子さんが「声を上げなければ過去のものにされてしまう」とメディアに言っていた様子が印象的でした。
本当にそうです。いつまでもこういう字体が続いていたのでは、感染で亡くなった世界中の人々が報われません。

そして今、2度ワクチン接種をしていても感染するという感染力が強いというオミクロン株。

重傷にはならず死に至ることもほぼないと言われていましたが、だんだんとその恐ろしさが浮き彫りになって来ました。

このオミクロン株でコロナは終わるだろうという専門家もいますし、すでに次の株が発生しているという人もいます。

正しく恐れることが必要だと言いますが、これだけの情報過多の世の中で報道ニュースだけを信じている人は少ないかもしれません。

絶対にデマの情報に踊らされないことが大事です。

今後、飲み薬が主流になり落ち着きが戻ってくると思いますが、亡くなった大勢の人々を忘れずこれからの時間を大切に過ごしていきたいと思います。

毎日、たくさんの感情が湧いては消えていき希望が生まれては失望し、笑ったり泣いたりと今までにない日々を過ごしていますが、必ず光は見えるのだと信じて生きていきたいです

この記事はランサーズにてコロナに関するエピソードで募集しました。

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