グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家。
小さい時に憧れたという人もいますよね。
できたら、あんな家に住めたらという人もいるでしょう。
カステラや板チョコで作れば簡単。なんて思ってません?
作るなら、やはり実際に人が入れるお菓子の家を作りたいものです。
そこで、リアルお菓子の家作りの始め方について解説します。子供の頃の夢が叶うかもしれませんよ。
土台の作り方
まずは、なんといっても土台です。土台がなければ家は建ちません。
カステラやスポンジケーキでは、柔らかすぎて土台にはなりません。
まず用意したいのは、大量のグラハムクッキーに、大量のバターでしょうか。
レアチーズケーキの土台を想像すれば分かりやすいと思います。
そして、この大量のグラハムクッキーを粉々に砕きます。でも、大量のグラハムクッキーを砕くのはかなり労力を必要とします。男の人なら簡単かもしれませんが、女性には難しいですよね。
ここは、ご近所さんの力を借りましょう。
ご近所さんに、たくましいボディビルダーさんはいませんか?もしいたら、恥ずかしがらずに力を借りましょう。
きっと、あっという間にグラハムクッキーを粉々にしてくれます。そして、大量のバターは溶かしてから混ぜましょう。その方が混ざりやすいですよ。
そして、10坪ぐらいの土地に、出来上がったクッキーの土台を敷き詰めましょう。
固まったら、巨大な四角いスポンジケーキを焼きます。少し固めが理想ですね。
それから、電動ノコギリを使って中をくりぬきましょう。崩れないように気を付けてくださいね。
備品の作り方
土台が完成したら、次は備品が必要ですよね。
まずはドアです。ドアは、やはりチョコレートで作るのがベターです。ミルク入りの甘いチョコレートでも、少し苦めのビターでも大丈夫です。
一般的なドアの大きさは、高さは約2mで、幅は約70センチか80センチぐらいです。
枠を用意して、溶かしたチョコレートを一気に流し込みましょう。
ちゃんと固めるためには、業務用冷凍庫を借りるといいでしょう。
カチンコチンになるまで固めてくださいね。ドアを開けた時にドロッと溶けてきたら、せっかくの素敵な洋服がチョコレート色になってしまいます。
窓枠には、太めのポッキーと水飴を使うといいでしょう。
お菓子の家に必要なものがもう1つありますよね。
それは、屋根です。屋根がなかったら、家とは言えませんよね。
屋根は、かなり大きなビスケットとチョコレートで作りましょう。煙突はウェハースがいいですね。
あとは、小さなチョコレートやクッキー、ゼリービーンズなどで家の回りを飾りましょう。
この時には、美的センスが試されますよ。慎重に行うのがコツです。
これで、家の外観は完成しましたね。でも、乱暴に扱ってはいけません。
お菓子の家はとてもデリケートです。そして、すべてが完成するまでは、味見してはいけませんよ。また1から作り直さないといけないですものね。
家具の作り方
家といっても、外観だけでは住めません。
家具が必要です。
まずは、座り心地がいいソファが必要です。
こんな時には、マシュマロが便利です。柔らかくてフワフワしているマシュマロは、ソファやベッドにピッタリです。
また、テーブルやイスもなくてはダメですよね。テーブルやイスには、落雁で作ってはいかがでしょう?
和菓子にも様々な種類があります。使い方によっては、様々な家具になってくれます。
そして、家の中には華やかさも大切です。
家の中には、花の形をしたグミを飾ってあげましょう。きっと、家の中を魅力的に見せてくれます。そして、この家は土足禁止です。だって、この後食べるのですから、靴を履いてはいきません。
いただきます
お菓子の家が完成したら、できるだけ早く食べましょう。
なぜなら、お菓子の家は雨や雪に弱いのです。濡れてしまったら、あっという間に溶けてしまいます。せっかく作ったのに、これでは意味がありません。
お菓子の家が完成したら、美味しくいただきましょう。でも、食べる順番は守らなくてはいけません。最初に食べるのは、まずは家具です。テーブルやソファ、ベッドなどから食べるようにしましょう。
そして、気を付けなくてはいけないのがここからです。壁のスポンジケーキを中から食べると、いつか崩れてしまいますよね。かなりの危険を伴います。
外観は、屋根から順番に食べることが必要です。
そして、最後に残った土台が一番の問題です。かなり固くなっていますし、味気もないですよね。ここは、ハンマーやトンカチなどで粉々に砕きましょう。粉々に砕いてしまえば、後はアイスクリームと合わせたり、ヨーグルトに混ぜたりして食べることができます。
1人で食べるのは無理があるという時には、ご近所さんやお友だち、親戚にも声をかけてみましょう。あっという間に食べれてしまいます。
あ。お菓子の家を食べる前には、写真を撮るのを忘れずに。1度食べ始めたら、もう元には戻せませんよ。
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