【しくじり失敗談】女子トイレに間違えて入ってしまった

これを読んでいる方は男子だろうか?それとも女子だろうか?

筆者は男性であるが、実は女子トイレに間違えて入った時がある。

今回はそんな人生最大の危機に直面した私がどのように切り抜けたのか、少し書いてみたい。
10年以上前、自分が大学を出たばかりの社会人だった頃の話だ。

生まれて初めて入った会社では電話営業の仕事をやらされた。
当時はリーマンショックで、人手不足であるが買い手市場であったといういびつな状況があった。

そんな中自分が入った会社は控えめに言ってもブラック企業の典型例であった。
しかしながら、昼休みは2時間ほどあり、ある社員はその時間を利用して家に帰って昼食を済ませるという人も多くいたのを記憶している。

自分はとりあえず時間を過ごすために、昼食を食べるためにマクドナルドへとむかった。

いつものようにマクドナルドでバーガーを食べながらゲームをして、戻る時間を待っていた。
そんな中突然尿意に襲われてしまった。

あまりの出来事に自分はトイレに入ってしまった。
そう、確認していなかったのだ。

トイレに入り便座に入った自分はその時トイレの色が青色・紺色ではなく赤色であることに気が付いた。

今思えばそこで気が付いておけばよかったのに鈍感な自分は気づかなかったのだ。

「まあ、赤色=女性の色というのは偏見だな」
と思い安心しきった自分は満足した気分でトイレをすませ手洗い場へ向かおうとした。

その矢先だった。
30代ぐらいの女性がそこに立っていた。
女性は少し半笑いの状態で言った。

「あのここ、女子トイレですけど」

そう、その時自分は漸く気が付いた。
女子トイレだったのだ。
ああ、なんということだろう。
文字通り頭を抱えた。
もう終わりだ。

そんな時だった。
女性の顔をみると明らかに微笑んでいた。
気にしていなかったようである。
女性は口元に手を抑えながら漫画でよくある「ウフフ的な笑い」を浮かべるとその場をやりすごしてくれた。

自分は何とか命が助かったことを神様に感謝すると、足早にその場を立ち去ったのだった。

それから数日後、女性とは意外な形で再会することとなった。
自分がいた営業所にその女性がやってきた。

なんと、驚くべきことに女性はその会社の重役だったのだ。

女性は自分に気が付くと笑みを浮かべて手を振ってくれた。
まるで気にしていない、というそぶりであった。

上でいかに切り抜けたかと書いたが、まあ正しくは違う。
実はというと、女性に助けてもらっていたのだ。

だが、あのころの自分は若く痩せていた。
今だったら間違いなく不審者として通報されるだろうなと思いながらこの話を終わりにしたい。

 

こはく
こはく

トイレは間違いが多い、私はブックオフで経験があるのだ!

何ならあっちが間違ってると思って首を傾げたのだ!

あき
あき

僕はトイレは間違えた事は無いのだけれど
思い出に残ってる事があるわ

こはく
こはく

んー?

トイレで思い出に残るというと、下着を履き忘れたとか…

あき
あき

駅のトイレで使用済みの注射器が落ちてたわ

こはく
こはく

見なかったことにするのだ!



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