【しくじり失敗談】NPO団体のやりがいコミュニケーション不足

私の失敗は、まだ立ち上がり時期のNPO団体で働いていたことの話です。

単純に生活費を工面することが出来なくなっていきました。

正直、生活費と出費に関しては単純な計算なので、このままでは上手くいかなくなることを自分の頭の中で分かりながらも続けていってしまったのが失敗の原因だと思っています。

自分なりにお金を稼ぐ部分は日雇いのバイトなどを入れて計算していましたが、急に入る会議が多く最低ラインのお金を稼ぐということに時間を使うことが出来ませんでした。

組織の中のより良いものを使いたいという雰囲気や意見によって自分が呑まれてしまい、会議に参加しないという選択肢を選ぶことが出来ませんでした。

自分としては元々、トライアンドエラーで進んで行く方が好みなので元々、設定されている会議自体も多いと感じていました。

最初の方は私も質の高いものを作るためにということで気持ちが入ってはいましたが、辞める後半の時期ではこの時間があればバイトでもして暖かい飯が食えるのにとかやることが決まればそれでいいけどみたいな気持ちになっていました。

最初の頃こそ、意見を言っていましたが

「本当にそれでいいと思うの?」
「それで納得できるの?」

とか代案のない禅問答みたいな返され方をして何を言えばよいか分からなくなっていました。

正直、リーダーがもう決めてくれればいいけどという投げやりな気持ちになっていました。

お金のことなどで辞めたいと言ったりはしましたが、その時は慢性的に疲れていたので論理的に話せず、自分の伝えたいことが伝えられませんでした。

いいものを作っていればお金は後からついてくるみたいな風潮がありました。

また、お金を少し貸そうかみたいなことも言われたりしましが、そもそも自分は現状困っており、稼ぎたいということを上手く伝えられなかったのです。

一時期は自分から始めたことなのに、給料の出ないブラック企業みたいな状態じゃないかとも思っていました。

現在でこそ、失敗したという認識でいますが当時は徐々に体力がなくっていくような状態だったので冷静な判断をするタイミングというのが遅れてしまいました。

また、創業メンバーのような形で関わっていたので辞めると言っても、辞め方も分かりませんでした。

私はこの経験をもとに収入の絶対に落とせないラインというものを決めて、自分のやりたい事をやっていくようにしています。

また、一緒に活動をしていたメンバーのそれぞれのバックグラウンドも違うことがお金に対してのコミュニケーションが上手くいかなかったと思います。

やりたいことや自分から始めたことでも組織でやる時はちゃんと一線を引いた方がいいかもしれません。

こはく

NPO団体?

にっぽんだんたい?

あき

非営利団体ね、ボランティア組織のことよ
日本のボランティアは何故かタダ働きが前提だけど、そんな決まりは無いわ

こはく

私はタダ働きは嫌いなのだ!

働くなら、お金が欲しいのだ!

あき

実績という名のやりがい搾取ね
労働には対価が発生するという基本を忘れてる人が多いのよ
お金が無いと何もできないのに

こはく

でも私は4000兆円あったら、タダ働きしても良いぞ!

あき

そんなお金が無かったから失敗したのよ



この記事はランサーズで失敗体験談についてで募集しました。

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