【しくじり失敗談】雪国札幌で施工した自宅カーポートの問題点

札幌市で戸建て住宅を購入して生活をしていますが、平成2年頃にマイカーを駐車させるスペースにカーポートを設置する施工を専門会社に依頼をしました。

(↓こういうやつ)

この時のカーポートは屋根部分がスモーク系の半透明のプラスチックで作られており、春に施工をしたのですが秋までの季節は問題なく快適に使えていました。

ところが冬期間になると多くの積雪があることでカーポートにはかなりの重さの雪が降り積もってしまい、アーチ形の屋根ですが落雪もせずに春までかなりの積雪があることで重さに耐えきれずにプラスチック部分が割れてしまいました。

翌年からは脚立を購入し、カーポートの屋根に上って除雪作業を行って来ましたが、それでも積雪量の多さによって梁は破損してしまい、いつ倒壊してもおかしくはない状態になったことで、翌年の春に他の施工会社に依頼をして頑丈なカーポートの施工依頼をしました。

このカーポートは以前のようにプラスチックの屋根でアーチ形ではなく、平らの屋根でガルバリウム鋼板で作られたカーポートです。

これで一件落着かと思ったのですが、この2つ目のカーポートは明らかに設計ミスだったことを後に知り、きっかけになったことは雨降りの日には屋根を伝って雨水が屋根裏へと回り込み、マイカー全体が濡れてしまうというお粗末な設計です。

直ぐに施工会社にクレームを入れたのですが、以前よりも大幅に改善されたものの、隣家の片側に関しては雨がマイカーを直撃してしまいます。

この状態で8年程度を使って来ましたが、カーポートの柱や梁が腐食を起こすタイミングで自主的に塗装作業を行っていて、美観的には何ら問題はありませんでした。

しかし十分に構造を点検してみると、カーポートに向かって左側部分は丈夫な柱の上に屋根が固定されているのですが、反対側の左側に関しては10㎝幅程度のL字型の金属パーツで3か所に溶接を行っているだけでした。

最初に確認を十分に行わなかった私も悪いのですが、このままではカーポートに大きな不安を抱えることになり、再度施工会社に相談に行きましたが、今度は逆ギレをされてしまい現在に至っています。

確かに雨漏りのリフォーム作業は無償で行ってもらえましたが、このカーポートを設計した社員が既に退職をしていることで、施工会社の社長も分からない部分があり、不本意ではありますが、自力で除雪作業を行うようになりました。

それから15年以上が経過しており、私もいつしか中高年になっているので、冬期間の積雪は敷地内の除雪作業だけで精いっぱいになり、カーポートの除雪作業は行っておりません。

雪の重さは毎年違いはありますが、数トンもの重さの積雪もあるので崩壊する危険性はあるのですが、年齢的なことも影響をし、今では放置をしている状態です。

雪国でカーポートを設置するには強度を明確化していることや、積雪で耐えられるメートル数を事前に把握することは必須です。

私の場合は知識が無いことで発注をしてしまったことは失敗に感じていますが、倒壊した際には火災保険が適用されることを知り、失敗を何とか安心へと心を入れ替えることを行っています。

 

こはく
こはく

かーぽーとってなんなのだ?

あき
あき

駐車場用の屋根ね
僕も調べるまでピンと来なかったわ

こはく
こはく

その屋根が雪の重さで崩れるものなのか?
わたしは1cmぐらいの雪しか見たこと無いのだ

あき
あき

30cm積もった場合、カーポートには1トンから3トンの負担がかかるらしいわ
雪の種類によって変わるらしいけどね

こはく
こはく

1トンなんて私はぺしゃんこになってしまうのだ…
プラスチックじゃ重さに耐えられなくて当然なのだ…



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