【しくじり失敗談】まさかのぎっくり腰

若い頃から体力の自信があり、実際に中学から大学まで本格的にテニスを行っていたこともあり、社会人になってからはたいした運動はしていませんがゴルフをバリバリやるといった生活を送っていました。

仕事も休まなくても、多少睡眠時間を削っても頑張れる体力があったのですが40歳の時に大きな失敗をしてしまいます。

それはまさしく大好きなゴルフの時でした。

寒い冬の日々ろくに準備運動もせずいつも通りゴルフを始めた時です。

なんと人生で過去に味わったことのないような痛みが腰を襲ったのです。

最初は何のことか分かりませんでしたが、その後あっという間に全く動けなくなり、同伴者もそれはぎっくり腰だと言うことでクラブハウスに連絡をしてもらいカートに乗ってゴルフを断念せざるをえませんでした。

これだけならまだしも、正直なところ仕事もかなり忙しく、プライベートにおいても翌週には結婚式で上司としてのスピーチをお願いされていました。

しかしながら実際ぎっくり腰になったときにはこのような先のことを考える余裕もなく、とにかくこのまま一生歩けなくなったらどうしよう、家族にどう説明しよう、これから生活を通していこうといったマイナス思考のみが頭をよぎりました。

そして、自分の家でも全く動くこともできず、車椅子を借りて家内の運転で整形外科に行ったところ、レントゲンを撮るのも辛い状態でしたが、先生は平然と『じっくり腰ですね』との診断。

幸いなことに骨も異常はなく椎間板ヘルニアなどの症状はありません。
むしろぎっくり腰と言うよりは極度の筋肉痛だと言う診断の方が正しいでしょうと言うことでした。

しかしながら、先生にひどく叱られたのは

『あなたは間違いなく自分自身はいつまでも若いと思っているタイプ。
冬の寒い日に準備運動することもなく40歳を過ぎてゴルフでフルスイングをするような事は体をいじめているだけにしかならない。
きちんと自分自身の年齢や体を見極めて生活をすることを考えなさい』

と言われてしまいました。

このような痛みを味わい、追い打ちをかけるような先生の厳しい言葉。
実際に二日間ほど布団に寝るのも辛いような日々が続きました。

仕事も残念ながら在宅でしかできません。
それも椅子に腰掛けることができませんので携帯電話でテレビ電話をするほかありません。

結果的には、仕事には多少支障がありましたが翌週の結婚式には何とか駆けつけることができ上司としてのスピーチもこなせました。

 

こはく
こはく

ぎっくり腰か、私は経験が無い

でも、凄く痛いのは知ってるのだ!

あき
あき

僕は経験があるわ
突然腰や背中に激痛が走って、内臓をかき回されてる感じね

こはく
こはく

ひぇ、すっごく痛そうなのだ…
それでどうなったのだ?

あき
あき

腎臓結石だったわ

こはく
こはく

ぎっくり腰じゃないの!?



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