パワハラで2警視注意 三重県警、警察手帳紛失の巡査戒告
警察手帳を紛失したとして、三重県警は5日、鳥羽署の男性巡査(26)を戒告処分にしたと発表した。また、いずれも部下にパワハラをしたとして、同日付で50代の刑事部参事官組織犯罪対策課長の男性警視を本部長注意とし、県内警察署の50代男性警視を所属長注意とした。組対課の男性警視は15日付で警務部付とする。
県警によると、男性巡査は今年9月14日ごろから翌15日ごろまでの間、貸与された警察手帳をどこかで紛失。同22日に本人が上司に報告して発覚した。現在も警察手帳は見つかっていない。悪用されたという報告はないという。 西堀浩一首席監察官は「職員に対する給貸与品の点検や保管管理の徹底について指導教育を再徹底したい」と話した。
組対課の男性警視は今年10月、部下である同課の40代男性警部に対し、「お前らのちょっとしたミスを見つけたら徹底的にいったるでな」と激高して怒鳴りつけた。警部が同月、警務課に相談して発覚。パワハラを受けて警部は数日間、体調を崩したという。
警察署の男性警視は今年4月ごろから7月ごろまでの間、複数の部下に対し、「あほ、ぼけ」と不適切な発言をした。7月に職員から警務課に申し出があり発覚した。 県警は「職員を指導すべき警視がパワハラによる処分を受けたことを重く受け止めている。指導教育を徹底して再発防止に努めたい」とコメントした。
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最初に、処分の種類について説明する。(wiki先生より)
警察官の処分は国家公務員法第82条、地方公務員法第29条により、4種類の処分を想定しており
- 免職
- 停職
- 減給
- 戒告
であり、 本部長注意や所属長注意は法律による処分では無く、内規による処分である。
犯罪を取り締まる組織で、パワハラを行う犯罪者を内部通報したら、適当な社会規則による注意だけで済ませ、まともな処分すらなくパワハラ上司はのさばり続け、今後もせっせとパワハラするってわけです。
というか警務部に相談しただけで、第三者機関が調査した様子も無いですし
「お前らのちょっとしたミスを見つけたら徹底的にいったるでな」
という発言がパワハラの例として取り上げられてますが
『ミスは責めたり、処分はするけど俺たち上司の犯罪行為は許される』って言ってるようなもんで
腐敗の象徴みたいな発言ですよ、しかも発覚してもまともに処分しないから犯罪取締組織として根本的に終わってます。再発防止する気なんて一切無いのがわかるパワハラ対応ですよ。
漫画とかにでてくる敵組織みたいなもんです。
部下が失敗したら処分するけど、幹部である自分達が失敗したら何も無い。
これが、幹部が失敗してもきちんと処分する組織なら、下も納得しますけど
『下っ端のミスや犯罪は吊るし上げるけど、俺達のミス、犯罪は会社が守るぞ』で、誰が納得します?
納得できるわけないでしょ、まあ現場は納得してないのになぜか黙り込みますけどね。
権力者様に口答えするのが怖い、だから憂さ晴らしにネットで他人を攻撃するんだ!みたいなやったところで自分たちにとって何の得もないどころかマイナス行為をやるのは意味不明ですよ。
私は、まともに抗議とか裁判とか起こさない現場側にも問題あると思いますよ。
パワハラって被害者側がどこにも抗議せず、泣き寝入りしたらそれは犯罪じゃありません。
抗議しても、会社がまともに動かないならじゃんじゃん裁判起こしまくればパワハラ社会は…無くなりそうにないな…、上層部じゃなくて国民側もパワハラ思考してる奴ばっかりだもんな…
労働者側なのに、上層部側のパワハラ思考で行動するやつって何のメリットも無いですが、何考えてるんでしょうね
まあ今回のパワハラ対応、犯罪取締組織として論外で最低です。
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