ベイスターズ9年前ニュース『横浜ＤｅＮＡ：加藤と柳田が入団会見、新天地での活躍誓う』

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2013年11月18日(月) 23:35
新たに横浜ＤｅＮＡへ入団が決まった日本ハムから移籍の加藤政義内野手（２６）と元中日の柳田殖生内野手（３１）が１８日、横浜市中区の球団事務所で記者会見を行った。加藤は「横浜に来ることができてうれしい。１軍の勝利に貢献したい」と話せば、柳田は「リーグ優勝のため、自分の持っているものを死に物狂いで出したい」と、ともに新天地での活躍を誓った。
加藤は佐藤祥万投手との交換トレード。九州国際大からドラフト３位で２０１０年に日本ハムに入団。今季は左膝の故障で１軍出場はなかった。通算５２試合、１本塁打、５打点、打率１割９分３厘。単年契約で８８０万円。
柳田は１０月に中日から戦力外通告を受け、新たに横浜と契約した。クラブチームの「ＮＯＭＯベースボールクラブ」から０６年に大学・社会人ドラフト５巡目で中日に入団した。通算７０試合で１本塁打、３打点、打率１割９分２厘。単年契約で８００万円。　（金額は推定）
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３１歳のベテランと２６歳の若手。歩んできた野球人生は違うが、新天地にかける思いは同じだ。
「またユニホームを着るチャンスをもらえて幸せ」。１０月に中日から戦力外通告を受けた柳田にとって、横浜で雪辱を期す思いは強い。
奄美大島の秋季キャンプも途中参加。若手と一緒に汗を流し「野球をできる喜びをかみしめた」という。中日での８年間の多くは２軍暮らし。それでも高田繁ゼネラルマネジャー（ＧＭ）は「２軍の成績はいい。ちょっとしたきっかけで開眼する」と期待を寄せる。
横浜で一花咲かす－。２６歳の加藤もその決意は負けていない。７月に左膝の半月板を手術し、１年間を棒に振った。トレードの報告を聞き、最初はぼうぜんとしたが、「自分を必要としてくれる球団がある。これはチャンス」と前を向いた。リハビリの経過も順調で「万全の状態で春を迎えたい」と意欲は十分だ。
「うちは外野に比べ、内野の層が薄い。投手陣に次ぐ補強ポイント」と高田ＧＭ。三塁中村は来季で４１歳、遊撃梶谷は左翼への転向案が浮上。桑原も外野に転向する。
２人ともどのポジションもこなせるユーティリティープレーヤーとして白羽の矢が立った。高田ＧＭは「山崎というスーパーサブがいるが、うちの一番層の薄いところ。いい勝負をしてほしい」と期待を込めている。
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