これは『儲け方』でも『上達方法』でも無く『レザークラフトの始め方』の説明です。
『副業でレザークラフトの革製品を売ってみたいけど、どう始めたら良いんだろう?』
『本当に1000円でできるの?』
というレザークラフト完全初心者向けの解説となっております。
いやまあ、ブログで儲けようとしてる私的に予算が1000円だとアフィリエイト商品の宣伝ができないとかいう致命的な欠陥があるのですが、そもそも見てくれる人もいないからまあ問題無いですし…
作る物は縫わずに作れるコインケース or コードクリップあたりを想定しています。
- 飽きやすくても大丈夫!
- 裁縫初心者でも大丈夫!
- 不器用でも大丈夫!
- 失敗しても被害は1000円以下!
①購入前に気をつけるべきは騒音対策
世の中、色々なレザークラフトの始め方的な紹介ブログがあるのですが、騒音について言及されているブログは割と少ないです。
騒音を気にしてないのか、近隣に民家が無いのか、騒音対策がばっちりなのかはわかりませんが、とにかくレザークラフトは騒音がやばいです。
どこでそんな音が発生するんだよと思うかも知れませんが
『革に穴を開ける時や金具を付ける時のハンマーによる打撃音』
これが本当にうるさいんです、騒音対策は出来はするのですが、滅茶苦茶お金がかかります。
騒音対策が出来ず、予算もかけたくない人はここで諦めた方が良いです。
始め方なのに諦めろってどういう解説ブログなのか
②レザークラフトの道具は家にある物で代用しよう!
レザークラフトを本格的にやるならまともな専門工具無いと無理です。
でもね、まだ趣味や副業として始めたいって段階だから
『飽きる可能性が物凄く高い』
準備に何万何十万とかけても、やる前に飽きたり、1作品で飽きたりする事って本当に多いんですよ、だから最初は代用できる物は代用で済ませましょう。
失敗しても被害額はくっそ少なく済みます
なのでまず、家の中から代用品を確保してください。
はさみ or カッター
革を切るために使います。
本来なら革包丁という、革を切るための包丁が勧められるのですが、砥石で研がないとすぐ切れ味が悪くなったり、操作が難しかったりと初心者なら必要無いです。
というか切れ味バツグンの革用の高いはさみの方が使いやすいですし…
こだわるのは、レザークラフトに慣れてきてからで大丈夫です。
型紙用の紙
縫って作るレザークラフトにしろ、縫わずに作るレザークラフトにしろ型紙はいります。
まあ型紙のデータはネットにいくらでも転がってますのでコピーでもいいのですが、無かったら図書館を使うか、型紙を定規片手に作るかおまかせします。
定規とボールペン
本来なら曲尺を使うべきですが、定規でも大丈夫です。
布に線を引いたり、型紙を作る時に使います。曲尺じゃないときっちりとした型紙書くのむずかしいですけど、まあ初心者はガバガバでも大丈夫です。
本来なら革に線を引いても消せる銀ペンあたりを使いたいところなのですが、革の裏に線ひけば完成時には見えませんし大丈夫です。
どうせ、最初に作った作品なんてめっちゃ怪しい出来栄えです。
ハンマー
革に穴を付けたり、金具を付けたりする時に使います。
ちなみに騒音がひどいので、騒音対策が出来ないなら使っちゃダメです。
千枚通し or キリ or ドライバー or たこ焼きピック
革にバネホック穴を開けるために使います。
もうコンパスだろうがなんだろうが、とりあえず尖って穴あけれそうなものなら何でも良いです。
物によったら全然綺麗に穴空きませんが、バネホック用の穴なのでどうせ隠れますし、最初はレザークラフトの雰囲気さえ理解できれば大丈夫です。
③予算1000円で購入するべき物は2つだけ
今回の解説で、作る予定の物はコインケース or コードクリップです。
なので、その制作に必要不可欠な物だけを購入します。
①フェイクレザー
本革と書かず、フェイクレザーと書いたのには理由があります。
本革は初心者が使うと高くて勿体ないんです、上等な本革を買うのは慣れてからで良いです。
なので、私がオススメするのは100円ショップに売ってるフェイクレザーという人造皮革です。
これがまた、安いのに出来が良くて、パッと見本革に見えますし、失敗しても安上がりと凄くオススメです。
買いにいくのが面倒くさい or 売ってなかったという人は送料込みで300円ぐらいで通販で買えます。
ただ100円ショップで買えるので、そっちのほうが安上がりです。
というか100円ショップに売ってないと予算が送料込みで1100円ぐらいになってしまうので、タイトル詐欺になってしまいます
②バネホック打具セット
唯一購入すべき道具です。
レザークラフト入門で使う道具セットならこれが一番安上がりで、本格的にやることになっても使えて
『なんかレザークラフトやってるっぽい雰囲気』
が体験できます。正直安上がりなレザークラフトやるならコースター作りの方が安上がりなのですが、あれはレザークラフトやってる気がしません。
バネホックをトンカントンカン、フェイクレザーにハンマーで付ける事によって
『ああ、なんかレザークラフトっぽいなあ…』
とレザークラフトやってる気分になります。
ちなみにこれが滅茶苦茶うるさいので、この騒音対策出来ないなら、始めない方が良いです。
これが送料込みで大体800円
フェイクレザーが100円ショップで買えなきゃ1100円とオーバーするけど許して下さい
④道具を揃えたら後は作るだけ!
最低限、これだけの部品を揃えるとこんな感じのコインケースが作れます。
下手?そら素人の初期作なんてそんなものです、売れる物を作るのは本当に難しい。
コインケースの作り方の手順
- インターネット上の無料型紙を持ってくる
- 革に型紙を書く
- 革を切る
- バネホック用の穴を空け、取り付ける
- 完成
レザークラフト続けますか?止めますか?
レザークラフトを1作品作ってみて、一度考えて下さい。
『私には向いていない』
『ダメだ』
こんな考えがよぎったら、素直にレザークラフトは諦めて下さい。
やり続けたら覚醒するかも知れませんが、この時点で無理と判断したなら被害額は1000円です、充分逃げれる範囲です。
この解説は始め方であり続け方ではありません、無理と思ったら違う事をしましょう。
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