【しくじり失敗談】思い立ったが吉日、その日以降は凶日

私が今回お話させて頂く失敗体験は、ずばり「海外旅行に行っておかなかったこと」です。
現在もずっと後悔しています。

長引くコロナ禍で、気軽に海外どころか国内の旅行にも行けない日々が続いています。

新型コロナウイルスの流行をきっかけに、世の中の多くの物事が一変してしまいました。

感染のおそれから日々の暮らしですら安心をもって過ごすことはできていないのに、旅行なんて二の次ですし、仮に今すぐコロナ禍が終息を迎えたとしても、アジアヘイト等を理由に、すぐには海外旅行を検討することは難しいでしょう。

諸々への不安感から、そもそも旅行への意欲自体を失ってしまっている気すらします。

私は現在20代後半ですが、20代の大半を勉強漬けで過ごしました。

これは、幼いころからの自分の夢を叶えるための自分の決意に基づくものであり、勿論大きな覚悟をもって臨んだのですが、残念ながら私はその積年の夢を叶えることができませんでした。

気が付けば私は、職歴なし経験なしの悲しいアラサーになってしまっていました。

周りを見れば、かつての友人は社会人としてどんどんキャリアを積み重ねており、結婚して家庭を持ち、各々の幸せを享受しています。

また、同じ志を持ちながら同様にドロップアウトして言った仲間達も、それぞれ勉強しながらしっかり自分の好きなこと、その時代にしかできないものをきちんとピックアップして取り組んでおり、私のように「何もない」まま、ただ年を重ねてしまった者はいないように思えます。

さて、冒頭の「海外旅行」ですが、これは、私が夢を叶えた暁には絶対にしたい、と思って温めていたものでした。

今となっては夢を失い、時間だけはありますので旅行に行くことも不可能ではないのですが、コロナが全てを奪っていきました。

今後働きながら結婚して家庭を持ち、子育てをしていく、その営みの中で、今思い描いている通りの旅行計画は、永遠に果たされることはないのでしょう。

こんなことになるなら、「夢を叶えてから」なんて考えずに、もっと思い立ったタイミングでやりたいことをやりたいだけやっておけばよかったと、後悔の日々です。

しかし、ひとつだけ良いこともあります。

私はいつか来る海外旅行の日のために、毎日細々とではありますが英会話の勉強を続けていたのです。

まだ自由自在に英語を使いこなす、というわけにはいきませんが、洋画の字幕版を見ていても、英文がなんとなくわかる、というレベルにはなってきました。

今では、これからもこの英語勉強の習慣を続けて、もともと思い描いていた形とは違っていたとしても、いつか海外旅行の夢を果たしたいと思っています。

 

こはく

はろー!

でぃすいずあぺん!あいあむぺん!

あき

貴女は一生日本にいたほうがいいわよ
外国だと知らないうちに暴言吐いて殺されかねない

こはく

さんきゅー!
ってひどいのだ、私はそんなことしないのだ!

 

あき

じゃあ他にどんな外国語知ってる?

こはく

えっと…えっと…
くれいじー!ちきん!ふぁっ

あき

止めましょう
やはり貴女は外国旅行してはいけない子です


この記事はランサーズで失敗体験談についてで募集しました。

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