【しくじり失敗談】釣り中に片目失明!?

こはく
こはく

今日のしくじり失敗談は

『釣り中に片目失明!?』、タイトルだけでちょっと痛そうなのだ

あき
あき

タイトルだけで、内容を想像するのもまた一興

やはり釣り針とか釣り竿絡みかしらね…

こはく
こはく

魚の毒とかかも知れないのだ!

全然詳しくないけど世の中、失明するような魚もいるはずなのだ!

釣り中に片目失明!?

私は30代で、介護士の仕事をしています。

介護職の良いところの一つが、平日休みです。
土日の週末はどこも人の出が多く、特に昨今のコロナ禍においては、せっかくの休日も人出を気にしながら過ごさなくてはいけません。

それに比べ私は平日休みを使って、最低限の感染対策を行いつつも、比較的自由に過ごすことが出来ています。

私が休日の多くの時間を費やしているのは、魚釣りです。
日々の仕事の疲れを忘れて、雄大な海を目の前に、時に癒しを時に興奮を与えてくれる釣りは人生の宝です。

そんな、私のライフワークとも言える釣り中に起こった最大の危機をお伝えしたいと思います。

一昨年の12月、休日を貰った私は地元でも人気の高い釣り場へと足を伸ばしました。

そこは車から降りて20分ほど山の中を歩いた先にある岩場の釣り場のですが、その甲斐あってか大物の魚が入ってくるとの情報が仲間内でも飛び交うほど、人気の釣り場でした。
広い場所ではないのですが、常に2人は釣りをしているそんな場所です。

私も今日こそは良い場所取るぞと、朝から向かいました。
幸い、先行者が1人いましたがその横のスペースで釣りを始めることが出来ました。

先行者と話をしながらしばらく釣りをしていると、途中で他の釣り人も来ましたが、釣るスペースがなく、軽く私たちと話をして別な釣り場へと去っていくことが何度かありました。

そうこうしているうちに、先行者の方も帰られ、釣り場には珍しく私1人の時間となりました。

釣れないなー、今日はハズレかなーなんて考えながら、しばらく竿を振っていると、私が釣っていたのとは違う方面でバシャバシャと海面で大型の魚達が、小魚を食べているのが見えました。

私は今日最大のチャンスと、身体を反転させ、一歩踏み出しました。

その瞬間、『ズルッ』
その踏み出した足は、ちょうど岩と岩の隙間にできた谷の様な斜面に足を滑らせ、勢いよくバランスを崩してしまい、山頂にあたる場所にある尖った岩で左目を強打してしまいました。

あまりの痛みに悶えのたうちまわりところでしたが、身体の半分は下に落ちたまま、身動きも取れない状態で、ただただ痛みに堪えるしかありませんでした。

左目を開けることもできず、何か液体が滴り落ちてくる感覚だけが伝わってきます。
恐る恐る手で触ってみると、やはり私の血でした。

心臓の鼓動が早くなり、それに合わせて血液が流れてくるのが分かります。

痛みもありましたが、それ以上に今の状況の最悪感に焦りました。
幸いどうにか身を捩って岩の隙間から上に抜け出せることは出来ましたが、その間にも出血は止まりません。

選択肢は2つ。
自力でここから荷物を担いて20分の山道を登って車まで戻るか、レスキュー隊に救助要請するか。

私は自力で車まで戻ることを選びました。釣具も安い物じゃなく、置いていく勇気がなかったなです。

未だに左眼は開かず、血も止まらないまま、痛みに耐えながら道具をまとめ、きた道を戻り始めました。

どれほど時間が掛かったでしょうか。
あれほど来ていた釣り人も、この時は誰とも会うことがありませんでした。

もし誰かがいれば、申し訳ないが上まで戻る手伝いをして貰おうと思っていたのですが、こういう時に限って誰にも会えませんでした。

どうにか必死の思いで車まで戻った時には転んだ時から1時間以上経っていました。

何を思ったのか、私は片目のまま車を走らせました。

そう自力で病院まで向かったのです。相変わらず血は出続けていましたが、不思議と痛みは感じていませんでした。

今思えばあの段階で感覚も麻痺していたんだと思います。

やっとの思いで病院に到着し受付に向かうと、受付の方の小さな悲鳴。
事情を説明しつつも、すぐさま緊急手術の用意。

気がつくと、ベッドに寝かされ麻酔なしに処置開始。岩場で転んだ為に傷口に破片が入っていると、洗浄と摘出。

これがまた最初に転んだ時以上の痛みを何度も受けることに。
初めて痛みで尿を漏らすところでした。

3時間掛けて摘出、消毒、縫合が終わり、その後先生からの説明がありました。

大きく分けて5箇所の深い傷、合計17針縫う長さがありながらも、あと0.02ミリのところで眼球は無傷との事で、視力には問題ないでしょうとの診断が。

半月の通院と眼帯生活で、傷こそ残りましたが、今では以前と変わらない生活を送ることができています。

海の状態に気を取られ、一瞬の不注意で一生の後悔をするところでしたが、不幸中の幸いに無事元の生活を取り戻すことが出来ました。

実は私は自分の釣りを動画サイトに載せているのですが、あの瞬間にも頭に付けたカメラが回っており、今でも自分を戒める為にも、時折その動画をみますが、本当にしくじってしまったなと思う体験でした。

 

こはく
こはく

想像してたエピソードと全然違う!

めちゃくちゃ痛そうでやばそうなエピソードだったのだ
いやでも、失明ってタイトルについてる時点でどう足掻いても…

あき
あき

釣り人って、岩場で転倒して海に落ちるパターンってよくあるのよね

昔、釣りにいった時海に転落してる人が居たわ

こはく
こはく

目の周りを17針とか、どんな状態か見てみたいけど見てみたくないのだ…

あき
あき

グーグル先生で調べてみようかと思ったけど、止めといたわ

きっとグロくて怖い

こはく
こはく

それが良いのだ

あとこの人のYouTubeの動画も少し気になるのだ

あき
あき

僕も気になって調べてみた

そうしたらテトラポッドから転落してたり、海に転落してたり、岩場から落ちた動画が山程あった、やはり同じような経験をしてる釣り人は多いらしい

こはく
こはく

恐ろしい趣味の世界なのだ



この記事はランサーズで失敗体験談についてで募集しました。

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