ただのにっき 星野君の二塁打の初出は1947年「少年」光文社と意外に古い

こはく
こはく

というわけで今日は、道徳の教科書から星野君の二塁打が消えるらしいから

その話題についてなのだ

あき
あき

星野君の二塁打といえばバント指示して二塁打打ったら干されたクソ話として有名なのだけど…青空文庫で全文を一度読んでみて欲しい

こはく
こはく

リンクはこれだぞ!

星野君の二塁打
吉田甲子太郎
あき
あき

で、読んだらなんとなく分かると思うけど……

このクソ監督が問題視してるのって、星野君が作戦無視して二塁打打ったことじゃなくて「一度あいまいな返答といえどもバントを承諾し、チームの作戦にしたのに打ったこと」

こはく
こはく

いやそれだけだと、やっぱりおかしいだろと思うかも知れないが……

この監督、そもそも野球部をやりたくなかったという立場なのだ

「ぼくが、監督に就任するときに、君たちに話した言葉は、みんなおぼえていてくれるだろうな。
ぼくは、君たちがぼくを監督として迎えることに賛成なら就任してもいい。
校長からたのまれたというだけのことではいやだ。そうだつたろう。大川君。」

あき
あき

実際、道徳の教科書ではなんか無かったことになってるらしい、この一文あるか無いかで先生の立場がめっちゃ変わるのよ

やる気は無いが生徒が迎え入れた監督か、勝手に就任してきた監督かで

こはく
こはく

校長にやれと言われたがやりたくない、でも生徒が言うならやるかーな立場の監督、そんな立場で就任して一度曖昧な返答といえど承諾し、チームの作戦にしたのに反抗してきた生徒がいたら…

あき
あき

そら気に入らないよねっていう

バント指示が来ても拒否しまくって「俺は打つぜ!」って星野くんが何度も言って最後まで拒否ってたら問題なかったのよ、問題は曖昧な返答とは言え押されて承諾しちゃったこと、この監督も聞く気無さそうだからクソだけど

こはく
こはく

私ならバントなんて得点率下げるだけのクソだから打つ!って言うからな!

で、この物語の〆はこれだ

「星野君、異存(いぞん)はあるまいな。」
よびかけられるといつしよに、星野は涙で光つた目をあげて強く答えた。
「異存ありません。」
今井先生を中心とした若い中学生の半円は、そのまま、しばらくくずれずにいた。
はげしい太陽が、ひと氣のないグラウンドをまつしろに光らしている。

あき
あき

星野君が俺が悪かったってオチなのよ、いいや俺が正しいって思ってたらまだ星野くん支持するけど…この物語星野君の動きが一貫してなんとなく雰囲気で動いてるだけなのよね

こはく
こはく

ちなみに最近の道徳の教科書だとここは省かれてるらしいのだ

その結果、バント無視して打って干されて泣いて終わる星野君が生まれたのだ

あき
あき

まあこの監督も星野君は打てそうって言ってるのにごり押しでバント指示だしたのをチームの作戦とかいってる人の話聞かないクソ監督だけど、星野君もクソなのよ、結局拒否って打つなら最初からずっと拒否れよって

こはく
こはく

はァ…っていうあいまいな返答が嫌ですなら内容変わってると思うぞ

あき
あき

文章削ってまで教科書に載せるぐらいならもう消して良いと思うし…そもそもバントがクソだけど、文章削った結果、完全に別物になってるし

こはく
こはく

まあ1947年あたりってグローブがクソでエラーが滅茶苦茶多かったとか、ボールが粗悪品でまったく飛ばなかったとかは聞くからバントもありかもしれないが、私はバント嫌いなのだ

あき
あき

まあ消えていく星野君の二塁打でそんなことを思っただけ

どっちにしろ消えて良いよこんな話、たとえが悪い

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