【読み専創作論】改行

あき

改行に関しては実物持ってきたら簡単に説明できる

なので物凄くざっくりと説明する、例として快傑令嬢の一話を持ってくる

こはく

まーこれはあんまり語ることがないのだ

あき

あんまり語ることは無いしすぐ出来る

けど、やってないと読む気が失せるからやっといたほうが良いと思う

改行少なめ(改造ver)

 死神が手にした鎌のように細く鋭い上弦の月が、黒猫の毛皮よりも闇の濃い夜空にその黄金の刃を輝かせていた。エルカリナ王国王都・エルカリナ。人口三百万を擁する、この世界でも最大規模の都市。北西部の小高い丘の上。九つの階層を持つ、これも世界屈指の巨城がそびえ立つ。その最上層から鋭く伸びる、天を突こうとするかのような五本の尖塔――。

「――風、強いね」

 緑青色に錆びきった銅の避雷針に手を触れ、人の一人をその下に隠しおおせてしまえそうなほどに広いスカートを大きくはためかせながら、少女はその尖塔の一つの上にいた。陸から南西部の海に抜ける海風が、少女の長い髪をいたぶり続ける。一輪の薔薇バラをかたどった大きく広いつばの帽子も、強い風を受けてその花びらを震わせた。しかし、不思議に飛ばされる気配はない。少女の頭に被せられて離れない。

「そろそろ、時間かな」

 おもむろに少女が懐から懐中時計を出し、ふたを開けた。現在、午後、十一時、三十五分。薄桃色のドレスを風になぶらせながら少女が立ち上がる。どうやっても上りようがないはずの、この街でも最も高い場所。しかし少女は確かにそこにいた。

 

あき

かつて2ちゃんねるで、『今北産業』という言葉が生まれた

これは今来たばかりの私にこれまでの流れを三行で説明してくれの略

こはく

長文だと意味わかんないし読む気が起きないから、短くまとめて欲しいってことなのだ

あき

そしてこれは小説でも適用される

改行をせずにだーっと書くと、物凄く読みにくい、即ブラウザバック案件

スペースまで入れろとは言わないけど、改行は入れて欲しい

こはく

小説の題材にもよるけど、改行はきちんとしたほうが良いのだ

本気でページ見た瞬間に戻る案件なのだ

あき

まあやりすぎても、それはそれで変になってくるのだけど

とにかく三行以上書くときは改行したほうが良い、この文章も改行を入れるとこうなる

改行あり(本来ver)

死神が手にした鎌のように細く鋭い上弦の月が、黒猫の毛皮よりも闇の濃い夜空にその黄金の刃を輝かせていた。

 エルカリナ王国王都・エルカリナ。人口三百万を擁する、この世界でも最大規模の都市。

 北西部の小高い丘の上。九つの階層を持つ、これも世界屈指の巨城がそびえ立つ。

 その最上層から鋭く伸びる、天を突こうとするかのような五本の尖塔――。

「――風、強いね」

 緑青色に錆びきった銅の避雷針に手を触れ、人の一人をその下に隠しおおせてしまえそうなほどに広いスカートを大きくはためかせながら、少女はその尖塔の一つの上にいた。

 陸から南西部の海に抜ける海風が、少女の長い髪をいたぶり続ける。一輪の薔薇バラをかたどった大きく広いつばの帽子も、強い風を受けてその花びらを震わせた。しかし、不思議に飛ばされる気配はない。少女の頭に被せられて離れない。

「そろそろ、時間かな」

 おもむろに少女が懐から懐中時計を出し、ふたを開けた。

 現在、午後、十一時、三十五分。

 薄桃色のドレスを風になぶらせながら少女が立ち上がる。

 どうやっても上りようがないはずの、この街でも最も高い場所。しかし少女は確かにそこにいた。

 

こはく

良い感じになったのだ!

あき

ただ、状況の異常性を示す場合、キャラの性格を表現する場合など

表現として改行をしない時は、どれだけ読みにくくても改行はしなくて良い

こはく

まあ何の拘りも無ければ、読みやすいにようにしてくれた方が良いのだ

いや、ほんと即バイバイ案件になるのだ

あき

読めと言われたら読むし、暇なら読むけど

読みやすくして欲しいなとは思いながら読む

こはく

よし終了!

あき

と言いたいけど、何となくおまけで

個人的になんとかしてほしい小説の書き方について語ろうと思う

こはく

難読地名!難読名前!難読概念!

あき

それもあるけど、即ページバック案件が改行無しの他にもう一個ある

こはく

どんなのなのだー?

あき

なにかいてるかがぜんぜんわかんないやつ