【読み専創作論】舞台設定描写

あき

どう書くべきか浮かばないから

とりあえず書いてから考えることにした

こはく

みき~り~はっしゃ~♪

舞台設定描写

あき

昨日の夜、ふと思った

『昔と今のライトノベルって書き方がだいぶ違うな』と

こはく

うむ、昔の小説はもっと舞台設定描写が詳しかったり

綿密な裏設定として書いてた気がするのだ

 

あき

『なんで書き方が変わったのだろう?』と考えてて

夜散歩してたらふと思った『ひょっとしてファンタジー世界がファンタジー世界で無くなってしまったからでは無いかと』

こはく

ファンタジー世界は、ファンタジー世界だろ?

どういうことなのだ?

あき

ハワイ旅行が一般化する前のハワイのイメージみたいなもので

『何もわからなかった場所が、大体想像つく場所に変わってしまった』

ファンタジー世界がイメージとして確立してしまったのでは無いか、と

こはく

南アフリカのチャドとかがどんな国か一切イメージ湧いてこないけど

ハワイはどんな場所かすぐイメージが湧くのだ

あき

現代日本小説で、日本がどんな世界か描写する人がいないように

ファンタジー世界も、説明しなくても解るだろと身近になりすぎた結果

舞台設定描写の書き方が昔と変わったのでは無いか

こはく

確かにファンタジー世界と言われたら、大体どんな世界か想像つくのだ!

昔のヨーロッパっぽい世界なのだ!

あき

そのせいで、昔から一部に好まれるけど、まったく流行って無いジャンルは流行ってないままなのでは、スチームパンクとかサイバーパンクとか…

こはく

あー…確かにその2つは確立した世界観が無いのだ

作家によってバラバラなジャンルなのだ

あき

個人的には好き、漫画ならなんとかなる

けど文字だけだとこの2つは本当に辛い、とにかく舞台が浮かんでこない

こはく

一応、私はスチームパンクなら快傑蒸気探偵団、サイバーパンクなら攻殻機動隊が浮かぶのだ

あき

私が浮かんだスチームパンクはラピュタで、サイバーパンクはニンジャスレイヤーだった

こはく

似てるような気がするけど、似てないようなきがするのだ

サイバーパンクは全然違う気がするのだ

あき

見る人間によって舞台設定が変わり、想像してたものと違うになりやすい、そのせいでスチームパンクとかサイバーパンクは、ジャンルとしてずっと弱いのでは無いだろうか

こはく

ひょっとして、悪役令嬢が流行ったのは世界観が物凄く統一されてたから?

物凄い変化球作品でも無い限り、何も書かなくても世界観が解るのだ

あき

流行ったきっかけとまではいかないけど

どれだけオリジナル設定垂れ流しても「まあ悪役令嬢物だし、大体世界観解るから気にしなくてもいいよね」とスルー出来るってのは大きい

こはく

確かに

何も考えずに見ても、大体なんとかなるのだ、大体解るのだ

あき

で、この物語設定描写論なんだけど…

思いついた所で何に役に立つかがわからない

こはく

『読者は作家が考えている以上に想像豊か』これなのだ!

Twitterを見てると、作家側の読者のイメージが見れるから多分あってるのだ

あき

むしろ、想像豊かで無いからマイナージャンルに新規が来ないのでは無かろうか…いやでも、知ってる世界観なら勝手に想像してくれるから豊かで良い…?

こはく

知名度がある世界観ならどんと来いなのだ

よくわからない世界観はよくわからないのだ

あき

『最近の読者は文章が読めない、会話だけ見てる』って見かけた作家の意見、あれは読者側からしたら『詳しく書かなくても世界観ぐらい解ってるぜ』

っていう意味としたら…完全にすれ違ってるわよねぇ…

こはく

作家からしたら「読まなくてけしからん」

読者からしたら「こんなにいらねえよ」そんな感じの関係なのだ

あき

昔の文豪作品が読まれなくなった理由は読みにくいからという意見のように

物語もイメージが浸透してしまったら書き方が変えなきゃいけないものなのかも知れない

こはく

そんなの無理だと思うのだ

あき

そんな気がする

こはく

それで、この創作論の着陸地点はどこなのだ?

このままでは離陸したまま、空港が閉鎖されているのだ

あき

わかんない…

しいていうならまだまだこの話は広げられる気がする

こはく

ふんわりとした題だから、そりゃ広げられると思うのだ

あき

例えばタグ

あれは『検索』でヒットしやすくなるでは無く

『舞台設定描写』の一つとして入れたほうが良い気がする

こはく

あー…確かにこの理屈だとそんな気はするのだ

あき

タグを滅茶苦茶入れてると

『つまりどういう作品なの???』と世界観の渋滞起こして逆影響でしか無い気はする

こはく

恋愛要素は皆無だけど、恋愛要素が無い作品はヒットしないからタグに恋愛要素をいれておくのだ、これで恋愛コンテストに出すのだ、ついでに今風のタグもいれておくのだ

あき

そんな更科先生みたいなことはしなくても…

こはく

ふと思ったけどTwitter上の作家の人達って

作家同士で回し読みしてるから、どんどん読者を無視した作品になってるのではなかろうかって気もしてきたのだ

あき

そもそも読者が感想書いてくれないと、どういう方向にしたら良いかさっぱりわからないのが悪い、皆ももっと感想を書こう、私もあんまり書かないけど最近は書いてる

こはく

反応が無いって創作した事がある人からすると本当に辛いのだ

それに比べて批評はどれだけ楽か

あき

ほぼ確実に反応はあるものね…

まあ反応だけ求めるのならアンチかクレーマーか過激派が楽だと思う

こはく

炎上を広告と割り切れるならありなのだ

あき

いや、ダメだろとツッコミ来るかも知れないけど…

読み専からすると炎上起こした作品って読みたくなるのよね

こはく

中途半端な駄作でも『世紀の駄作』って宣伝したら、それはそれで変な人達が話題にはしてくれるのだ

あき

ダメなゾンビ映画はいっぱいあるけど、なんでもいいから宣伝しないと

知名度の無い駄作で終わってしまう

こはく

よし、何か書けた気がするから終わるのだ

爆弾でも用意して、爆発させれば話はオチるのだ

あき

さん、にー、いち、どっかーん

なぜ、なに